『衣裳・小道具で見る歌舞伎展』@名古屋栄三越7階催物会場

楽しかった〜。オットと2人でああだこうだ言いながら見学。

  • 家紋は織りじゃなくって、別布で作ってあるものを仮縫い程度でくっつけてあるのねー。客席からはわかんないもんね。
  • とかいいつつ、辰五郎の煙草入れだったかには、め組の“め”の細工が入ってるという凝り様。客席からわかんないどころか全く観えないじゃん(笑)。
  • 三姫の着物も綺麗だけど、やっぱり圧巻は花魁の禰襠。眼福。干し柿がおいしそう(笑)。
  • 七代目幸四郎着用の意休の衣裳、六代目菊五郎着用の松王丸の雪持ちの松の衣裳。
    • 三越所有。織りが超豪華。昔の衣裳ってすごいなあ。でもかなり重そう。
  • 『暫』の刀が長い!!もちろん舞台で観ても長いと思ったんだけど、近くで見るとなお一層。
  • 仮名手本忠臣蔵』の猪がメンチ切ってます。相変わらず目つき悪いです(笑)。
  • 『髪結新三』の鰹はああなってんのか。遠くから見ると、結構リアルでホントにさばいてる感じなのよね。
  • 波や風や雨の音を出す道具は実際に触れたのでもちろんやってみました。あと、駕籠に乗ったんだけど、狭い!!ケツ痛い!!よくあんなのに乗って移動できたわねー。個人的にはまな板の鯉を動かすのがツボだった。しつこくいろんなパターンをやってたら「いいかげんにしろ」とオットからツッコミが(汗)。
  • “衣裳附帳”が2冊展示。
    • 筆書きのはいつのか不明。我當さんと段四郎さんの名前は読めたんだけど……。
    • もう1冊はボールペン書き。平成10年の仁左衛門さんの襲名*1の時のもの。開かれてたページは、左側が『助六曲輪初花桜』、右側が前ページから続く口上に並ぶ役者の名前。ラスト3人が進之介さん・孝太郎さん・愛之助さんで、いとこ同士仲良く並んでた。

*1:展示にそうとは書いてないんだけど、右ページの裏に透けて見える文字が“十五代片岡仁左衛門襲名口上”って、なんとか読めたので。