録画済。
浪人が刀持ってんのに殺陣の時間が短すぎると憤ってんのは私くらいなもんか。わけあり浪人が国許離れて長屋住まいで着流しでっていったら、私の頭の中はチャンバラシーンでいっぱいなのよ(笑) 耕史君の体力が満々なうちに、荒木又右衛門の36人斬りみたいなのやってくれないかしら。*1
“甘露”ってただ美味しいものという意味で使われただけだろうけど、“アムリタ”と深読みするならなんと皮肉な。
脚本的にはよくまとまってたかな。
カメラワークがねえ………斬新のひとことでは済まされない何かがある(笑) 民放の時代劇を年中観てる者としては、今回の木曜時代劇は殺陣に続き撮り方までも違和感バリバリ。大河も「え?」って思うこと多々だけど、磐音は根本から違う気がする。今までのこの枠の作品でこんなこと思わなかったのに。カメラと演出がかみ合ってないのかなー。
最後の橋のシーン、撮影見学に行った友によれば20テイクらしいじゃん。それであの編集はなかろうて。
- 若い綺麗な女が殺されるっつー酷い話が*22週続き。哀しいね。
- おきね見てたら〔ゴンドラの唄〕思い出した。
いのち短し恋せよ少女(おとめ) 朱き唇褪せぬ間に 熱き血潮の冷えぬ間に 明日の月日はないものを
いのち短し恋せよ少女 いざ手をとりて彼(か)の舟に いざ燃ゆる頬を君が頬に ここには誰れも来ぬものを
いのち短し恋せよ少女 波に漂う舟の様(よ)に 君が柔手(やわて)を我が肩に ここには人目も無いものを
いのち短し恋せよ少女 黒髪の色褪せぬ間に 心のほのお消えぬ間に 今日はふたたび来ぬものを
- 笹塚様ってば相変わらずナイス。矢場荒しから分捕った金の使い道の説明は無しでいいのか? まあ、あそこでナレ入れるのは超ヤボだけど。今までも探索費用に使う云々は言ってたっけ?
- 立ち回り
- 今回は短すぎてもう。磐音強すぎますわ。相手が弱すぎるんだけど。
- 走ってくとこは良しとしても、斬るときのカメラが遠い。
- 磐音の殺陣の違和感の原因がわかったような気がする。私が見てきた殺陣って「米」という字を描くのが基本なのよ。真っ向唐竹に袈裟に逆袈裟。プラスぬき胴・逆胴・突きでワンセット。これを組み合わせて変化をつけると、わくわくどきどきの華麗なチャンバラのできあがり。磐音の場合、わざとこの定石を避けてるんだろうね。なんせ受けの剣だから。
- 磐音萌えポイント
- 何故か今回、どこもかしこも磐音が綺麗というか美形度パワーアップ。
- 友のコメントによればおきねがその源らしい(笑)
今回の逸品
- 矢場でおきねに目で頷いて微笑むとこ
- 「それがし、鬼になり申す」
この顔芸(違)の差ったら。片や菩薩か観音か。片や阿修羅かお不動様か。
さて次回は関前編。さっさとお家騒動片付けて奈緒追っかけて江戸へ戻ってこなきゃね。母も姉も亡くした師匠のためにも。