少年は明日を殺す

友ブログにて情報拝借。
ドリアンフライヤーの裏。
男は悪の華咲かせてなんぼです。色悪です。
以下余話。
耽美ね。思いっきりテリトリーです。卒論が三島由紀夫なので。彼は耽美派の中でもおそらく急進派というか過激派の部類に入ると思うんだけど、不確実性の高い太宰より、“確信に満ちた美”のその後の“完全なる崩壊”を描く三島作品が好き。
三島の美学は“滅亡するからこその美の成立”。実際、美しいモノはほっときゃ勝手に滅びるわけで(爆)そこを彼はあえて自らの手で犯す選択をする。そして自ら滅んだわけで(汗)。ちょいとテロリズムを孕んだ危険思想ともとれるわけで。まあ政治的な部分は置いといて、三島の描く世界が美しいことに変わりはない。
記事タイトルは栗本薫こと中島梓氏の言。わかるひとにはわかる(爆)。