作・演出:三谷幸喜
出演:戸田恵子
初演未見で今回お初。わかりやすく楽しく可笑しくちょっとじわりほろり。実に三谷さんらしいお芝居。
戸田さんは言うまでもなく素晴らしい。お父ちゃんもぼんも兄やんも師匠もぼくちゃんもそこに居たよ。あの額縁の使い方面白いわ。お父ちゃんマジでちっちゃくなってびっくり(笑)。姿見のトランスフォームっぷりにもびっくり。笑っちゃうんだけど、その後は辛いの。そんな落差も三谷さんならでは。
オットは関西人なので蝶々さんには非常に馴染みがあり、『夫婦善哉』もずっと観てたそうな。ところどころで蝶々さん思い出したって。
ただ、どうしてもネイティブじゃない関西弁は受け入れ難いと。戸田さんは結構巧い方なんだけどそれでも。私も毎日オットの関西弁聞いてるから同様です。お芝居楽しむのに、そんなとこに囚われてたらダメなんでしょうけどね。戸田さん、三谷さん、ごめんなさい。
あと、やっぱ小さいハコで観たかったなー。トラム200。名鉄900ですもん。県芸の小ホールあたりなんか丁度いいと思うけど、地方は公演数少ないからしょうがないやね。