『THE LAST FIVE YEARS』@シアターコクーン(13:00〜) 1F-XA-5

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台本・作詞・作曲:ジェイソン・ロバート・ブラウン
演出:鈴木勝秀
出演:山本耕史村川絵梨

スズカツさんがアフタートークで、ジェイミーをやれる役者は限られるというようなことをおっしゃってたようで。でもキャシーも同じでしょう。曲も芝居もキャシーの方が難しいと思う。初演時から言ってますけどね。そこんとこわかんないかな(爆)。ミューチックでない歌い方で巧く歌えて演技もちゃんとできて、できればギリ30歳以下で、ある程度の可愛さがある女優て誰?。対するは山本耕史ですよ。ミューチックは置いといて、歌穂さんが若けりゃなあ(失礼)。歌穂さん自身やりたがってたし。
で、今回の村川さん。歌は厳しい部分も多いけど演技でカバー。その辺はさすがに女優さんですねー。くるくると表情も変わって動きもかなりなめらかで、歌以外の部分では身体に役が沁み込んでる感じ。見ていて自然なのよね。あとはとにかく可愛い。あのほうきが似合う可愛さ(笑)。衣装は幾分かセンスアップして(爆)コロコロ変わったのも良かった。さっきから歌歌言ってるものの思ったより歌えてたんじゃないかな。東京楽で気合いが入ってたんでしょうけど。演出はちょこちょこ変わってるというか細かい動きが増えてるよね。村川さんなら大丈夫ってことか。
あーそうそうあれいらね。影の女。蛇足。ジェイミーの歌と台詞でわかるよ。
今回ジェイミーガン見席。最前の下手ですから。耕史君の上顎まで見えました(笑)。ただねー、前過ぎてスピーカーの音が後ろへ飛んでってしまったのが残念。その代わり時々聴こえる生声を堪能(莫迦)。耕史君は3回目の余裕ということをひいても、相変わらずの歌の巧さ。再演より更に低音の確実さが増した気がする。演技はいわずもがな。衣装変えもスーツ最強(笑)。ただ最初の赤いのはオタとしてはジョンにしか見えません(爆)。好きなシーンが2つ。これは初演から変わらないなあ。SCHMUELの♪そして 僕は この愛に 満たされる 今♪。もひとつ、〔The Next 10 Minutes〕のスローモーション。中央から後ろへ行って下手に回ってきてキャシーに視線を移してくとこね。
何回か観た友によれば楽は2人とも絶好調だったそうな。ラッキー。
そういえば初演のカーテンコールの時、〔Shiksa Goddes〕を英語で歌ってくれたなあ。再演では確か無かった気が…。大人の事情で歌っちゃダメなんだろか。あれを一度聴いてしまった身としてはやっぱ全曲英語で歌って欲しいんだよね。これも初演時にさんざん書いたけどさ。ただそうすると耕史君は無問題でもお相手の方の選択肢が更に狭まることに(汗)。ああないものねだり。