NHKBShi 『龍馬伝』#47 “大政奉還” 18:00〜18:45

岩倉・西郷・大久保は、竜馬・後藤の大政奉還コースとは別にひそかに密勅降下の工作をつづけていたが、それがなんと、慶喜大政奉還の決意を表明したその夜に密勅が降下した。
偶然、同日であった。慶喜の表明の方が数時間早かった。このため討幕密勅は岩倉の手に入ったものの、無効になった。将軍が政権を奉還し幕府が消滅してしまった以上、それを討つ名目がなくなったのである。岩倉らは肩すかしをくらい、密勅は闇から闇に葬り去られた。武力討幕派が、いわば竜馬にしてやられたというべきであろう。

司馬遼太郎竜馬がゆく』5巻“回天篇”(文藝春秋)より抜粋

歴史はこんな際どさから成り立ってるから面白い。
ところでオットが中岡慎太郎の影が薄すぎると申しておりました。確かに。でも、龍馬以上の東奔西走大活躍、長州の大恩人であり岩倉具視の覚え目出度き中岡を詳細に書くのは、この大河の脚本では色々と不都合があるのでしょう。ああ、だから岩倉卿スルーなのかな。
今回も相変わらずの史実との乖離数多。もう笑って済まそう。ラス前だもんね。
龍馬(福山雅治)と対峙した後に見せた近藤(原田泰造)の戸惑いの表情が印象に残りました。