録画済。
給食ひとつでこれだけの話ができるとは。その広がりと深さは漫画の粋を超えてるよ。“実験”と言ってるとはいえ、鈴木先生（長谷川博己）の考え方は、一本筋の通った立派な教育論。まあちょっと変わってるけど（苦笑）。
「食べろと強制ができない。強制しても意味がない。ただ、自分達が決めたことで、1つの何かが消えていく寂しさを味わってほしい」
私は学校給食で嫌いなものが多くて、でも昔は残すなんてことは絶対許されなくて……。嫌いなものも我慢して食べる、という教育が間違ってるとは言わないけど、私には学校給食はいやな思い出としか残らなかった。今回の先生方の判断は民主主義的に間違ってるかもしれないけど、少なくとも酢豚が嫌いな30余人は“いやな思い出”を心に残すことはなくなった。
「教育とは“折に触れ”ではないでしょうか？」by出水（木村匠海）父
深いわー。
