NHKBSプレミアム 『知られざる在外秘宝 第2回 発見された桃山のジャパン〜スペイン・修道院で守られる蒔絵〜』 21:00〜22:30

録画済。

近年スペインの教会や修道院で、日本で作られた華麗な漆の箱が次々と発見されている。箱は、はるか400年前、海を渡ったスペイン人が、天下人の信長や秀吉と出会い、彼らが愛する漆に魅せられたことから生まれたとも考えられている。またフランス革命で断頭台に消えた王妃マリー・アントワネットが最期まで守り抜こうとした黄金の漆器や、ピアノの黒と漆との驚くべき関係などヨーロッパの人を魅了してきた漆の物語をひもとく。

NHK 番組表より

輸出用の蒔絵漆器は、ペドロソ村にある洋櫃と同じタイプのものから聖龕から書見台、高蒔絵から平蒔絵まで色々観たことがあるけど、マリー・アントワネット漆器コレクションはやっぱ格が違う。マリア・テレジアから受け継がれた名品と高い美意識。眼福です。ただ、王妃に女帝の他の資質も備わっていたらなあとふと。
あら?そういえばお気に入りの犬型蒔絵合子が映ってなかった気が…。すんごいカワイイの。
http://www.museesdefrance.org/museum/special/backnumber/0807/special01-05-04.html
漆が採れない西洋での代用漆・シェラック。申し訳ないけど漆黒のジャパン・ブラックには遠く及ばない。