NHKBSプレミアム 『新選組血風録』#11 “菊一文字” 18:45〜19:30

とりあえずこれは書いとこう。殺陣すんごい良かったよ。総司(辻本祐樹)のお稽古シーンも土方(永井大)×総司も総司×戸沢も。後者は特に眼福。戸沢役のひとめちゃくちゃ巧いじゃないか。エンドロールで市瀬秀和とな。どっかで見たことあると思ったら磐音2の吉村だ。あの時はあまりの巧さに「正統派の殺陣で見てみたい」と書いてしまったわ。同じ竹田先生でも磐音の殺陣はアレなので(爆)。もちろん辻本君もすんばらしいよ。境内の方へ走ってくとこまでワンカットでしょう?。殺陣には私より相当厳しいオットが誉めておりました。ただしちょっと軽いって。うるさいわー。松方弘樹よりマシじゃ。あのひとの殺陣の軽さは刀がスティックマジック並みにくるくる。それが持ち味なのは承知の上だけど。
総司が土方に泣きながら思いを吐露するシーン。原作総司のイメージとは離れるけど辻本君ならOKです。土方にだけはそういう面も見せるんだなあなんて。辻本君はもうなんでも許せちゃう(莫迦)。
土方と山崎(加藤虎之介)のシーン。土方はん、鈍いにもほどがありますえ〜(笑)。総司のことはちゃんと見抜いたのにさ。あそっか、そういう土方だから総司も思わず泣きが……。
原作を知らないオットが「カローラの代車にマセラティ出されたようなもんやな」と。言いたいことはわかるけど微妙に違うと思う。フェラーリ288GTO辺りが妥当ではなかろうか(なんの話)。
原作にはないお悠(寺島咲)惨殺。総司絡みで殺されたわけじゃないにしても酷いよー。オットも大ブーイング。お美代(前田亜季)のことといい脚本家てば殺しの富野ですか(わかるひとにはわかる)。原作では総司によく仕えてくれた配下の隊士が戸沢に殺されて……ということになってるので、劇的なという意味では薄味でテレビ向きではないんだけどさ。お悠に合掌。
仁終わってちょい追記。更に追記できるかは微妙。