NHK総合 『鶴瓶の家族に乾杯』 中村勘太郎 広島県安芸高田市 前編 20:00〜20:43

面白かったー。鶴瓶師匠は相変わらずですな。それはあかんやろということをやってしまうという点では高校生以下。お寺のお厨さんごめんなさい(笑)。
師匠はまあ置いといて、勘太郎君。
勘九郎さん」
「まだなってません(笑)」
わはは。
大江山の鬼の面付けたり、四天*1の衣装着てみたり、お神楽の映像夢中で観たり、「鬼見たいな鬼」と勝手にDVD早送りしたり*2、「これ葛城山の胡蝶でしょう?」「神楽にも女形のひとがいるんだー(驚)」etcetc、実に楽しそうな勘太郎君。団長さんと「振りを間違えてもそのまんま押し通せば、相手が間違えたように見える」で意気投合(爆)。七之助君、頑張れ(笑)。
勘太郎君も驚いてたけど私も驚いた。お神楽のイメージってどうも神社の奉納神楽が頭にあって、こんなにエンタメ色の強いもの*3とは思ってなかったもので。歌舞伎観てるみたい。団長さんも「歌舞伎も入っとるかもしれん」とおっしゃってました。里神楽といえども、その始まりは歌舞伎より相当古いので、時代を経て、歌舞伎に限らず様々な芸能の様式を取り入れてきてるんでしょうね。
胡蝶をやってた女形のヒロさん。近隣では並ぶものなき女形だそうな。歌舞伎で言えば立女形みたいなもんだね。お父さんもおじいちゃんも息子君も舞い手。大鹿歌舞伎を思い出しました。
後編も非常に楽しみです。
http://www.akitakata.jp/site/page/sightseeing/kagura/

*1:歌舞伎と同じじゃん!。しかしなんと絢爛豪華な四天の衣装。歌舞伎の四天のなんとあっさりしたことか。他の衣装も素敵。

*2:「こういうとこ父親とそっくりやねん」by師匠。うん、わかるわかる。

*3:ドライアイス使ってたよ!。蜘蛛の糸も能や歌舞伎に負けず劣らずわしゃわしゃわしゃーーーっと。