出演:山本耕史/磯智明チーフプロデューサー(大河ドラマ「平清盛」制作統括)
司会:内藤雄介アナウンサー(NHK神戸放送局)
いきなり司会の内藤アナの出オチ(笑)。
えっと、とりあえず思い出したことを時系列無視でメモっときます。そこ違うぞ!という指摘がありましたらどうぞ遠慮なくコメントを*1。耕史君の最近のインタ等の内容と同様、或いは類似のトークについては割愛。
- ラストの質問コーナー(いきなりラストでスマソ)
- 男性の方………「40年前の『新・平家物語』と見比べて拝見しています。今回は傍系三親等の近親婚と男色を取り上げていただいたことに御礼を申し上げたい。199?年の金曜フォーラムで今回の司会の方と同じ名字の内藤アナウンサーが、近親婚を取り上げることの難しさについて語り、先日の渡辺アナのヒストリアで頼長を取り上げていて、大河への布石にもなったのではないか」とかなんとか。すげーわこのひと。耕史君は特に前半部分意味わかんなかったろうなあ(苦笑)。ここは磯CPがまず答えて、その後意味がわかった(笑)耕史君が答えてました。
- 女性の方………「私の周囲は“頼長酷いヤツ”という声が多いんですが、私は山本さんのファンで山本さんが演じる頼長がとても愛おしいです。(この間なんかもうちょい語られてたかも)磯さんにお願いがあります。山本さんの演技を褒め称えていただけますか?」とな。会場笑いと大拍手。ちゃんと磯CPは褒め称えてくれました。
- 女性の方………「舞台が好きでよく拝見させていただいてます。共演者の方、例えば同じヘドウィグをやられた三上さんとか、他の方と舞台について語ったり、お互いの舞台を観に行ったりされますか?」とナイスな質問。どのくらいのボリュームかは不明ですが、ヘドについては三上*2と語り合ったそうな。いとめでたし。
- サダヲちゃんについて
- 磯CPが「阿部さんが山本さんとの芝居が楽しくてしょうがない、と言ってたけど、山本さんはどうですか?」と。「そう言われて“いや僕は”とか言えないじゃないですか(笑)」とちゃんと笑い取る耕史君。
- サダヲちゃんとは芝居の相性が相当いいようです。芝居に対するアプローチとか落とし所が似てるのかもと。ふたりのシーンは自分がやりたいようにできる、お互いやりたいことができる云々。
- 『台記』に記述のある頼長が通憲の出家を嘆くシーン。意味わかんない漢詩(?)を朗じて泣く芝居に対して、サダヲちゃんと「このシーンてホントに要るの?」と監督に聞いたら「要ります」と言われて、じゃあ頑張ってやろうてことでふたりで渾身の泣き演技。でもカットされて「ほらやっぱりー」て笑ってしまったとのこと。ただ、このカットには、脚本家が結構お怒りに。普段そういうことを言わない方なんですが……と磯CP。
- 頼長について
- 頼長が男色家だというのは聞いてましたが、そういうシーンをやるとは思わなかった。でもやるんだったら、もう全力でやってやろうと。
- 15話の忠盛とのシーン。頼長初日だったそうで。まだ頼長として固まってなくて、台詞も早いし声のトーンも低いけど、前回の14回から1年後という回だし、今までの後撮りの頼長と多少違っても問題ないかもと。ま、その辺はしょうがないやね(苦笑)。
- 声のトーンのことで「今はもう少し高いんですけど」と言った台詞が「いえもり」って(爆)。客席萌える。内藤アナからは「うわ〜頼長がいる〜」と感動の声が(笑)。司会の内藤アナ、結構笑い取ってます。
- 装束は着るの大変。もちろん着せてもらうんだけど。タオル巻いて白いの着てオレンジの着て青いの着て……て、耕史君、小袖とか単とか袍とか全く覚えちょらんな。動くのも大変。袖が手より30cmくらい長くて、休憩でーすって言われてご飯食べようと思っても食べれないから脱ぐって。烏帽子も付ければ2m以上になるのでトイレでつっかえたり。
- 眉剃るつもりだったそうな(驚)。よく考えたら他の仕事もあるよなあということでやめたそうな。あたりまえじゃ。
- 大型スクリーンに既出の頼長のあれこれを映して、その後テーマに沿ってトークという形式なんだけど、着付けシーン欲しかったなあ。襦袢着た後からでいいからさ。
- 長台詞多くて大変。それも三上さんとか国村さんとか中井さんとかがいる中でやるから、結構プレッシャー。演じることがじゃなくて、長い台詞で結構間を取って喋るので、僕がこんなに尺取っていいのかな的なプレッシャー。チキン野郎です。とご本人(笑)。
- 三上の目ヂカラ凄いそうです。うん、知ってる(笑)。頼長が頑張って長台詞言っても、三上の表情ひとつで全部もってかれるとのこと。いや、そういう耕史君も結構もってってると思うよ。
- 耕史君のキャスティングについて磯CPの談。清盛の最初の大きな壁になり、藤原摂関家の体現者であり、大知識人であり、貴族としての気品をもってる、ということで。あと、平氏を見下すという点でも魅力的でないと、とか。
- 役作りについて
- あまり最初から役を固めずに周囲に合わせつつ作っていく。
- 三上と国村さんとご飯食べに行ったそうな。すげえ三つ巴(笑)。三上の演技はとにかく緻密で全てが計算の上に成り立ってる。国村さんは逆になんも考えてない(爆)*3。その中で頼長を演じる耕史君。鍛えられますな。
- ああ、国村さんにはちゃんとフォローが入ってました(笑)。なんも考えてなくても説得力あるし時代に溶けこんでるとかなんとか。
- マンションの管理人さんに「頼長やなヤツだねえ」と言われた。でもそう思われれば成功。演じてる役が、実際こういうひとだったのかもと視聴者に見えればいい。
- 松ケンについて
- その他
- 大河クランクアップ時、衣裳部屋のスタッフとも別れを惜しんだのに、何日も経たずに『薄桜記』の衣裳合わせでソッコーカムバック(笑)。
- トーク序盤で一旦自分担当分が終わった耕史君。すかさずペットの水を紙コップに注いでごくごく。その後も何度か。途中面倒くさくなったのかペットからチョクでごくごく。その後、そういや観客いたよなな体で再び紙コップ使用(笑)。そういうとこかわゆす。
- あ、そうそうビジュアル。朝起きて髪洗いましたー、ちょい整えましたー、ちょい眉整えましたーくらいな感じ。眼鏡なし。クマ少しあり。ナチュラルでよろし。オイスター系のレザージャケット、白のインナー、スモークグレーのデニム、濃いキャメルのベリーショートレースアップブーツ。いつものネックレス。腕時計はフェイスは見えなかったんだけど、シルバーの側でバンドは黒。やはりナチュラルでよろし。いつもこんなでいいのになあ。
- 時代劇は好きですとのこと。歴史には詳しくないけど、と断りつつ(笑)。いやまあ、演者は別に詳しくなくてもね。耕史君のように、役の本質を見事に掴み出せるひとなら余計な情報は反って邪魔になるでしょう。
うーん、こんなとこかな。もっと追記できるかと思ったけど頭限界。後は他所におまかせしますわ。
あ、内藤アナのこと個人的に書いときたい(笑)。秋田トークショーの女性アナと違って*4、ちゃんと仕事してくれました。似たような質問が多くなってしまったのはご愛嬌。冒頭の出オチはねー、上手に磯CPと耕史君の席、下手に司会席がセッティングされてて、そうすると司会者は下手から出ると思うじゃない?。でも内藤アナは下手へ回る時間がなかったのか、資料抱えて上手からちょい小走りで登場して下手へ一旦はけて再登場したのでした。会場大ウケ。なんかそれで超和みましたね。ラストもやってくれたよ。締めで耕史君へ挨拶を降る時「源の」と言っちまったよ。もちろん会場大ウケ。そして自分がはけるのは下手ではなくやはり資料を抱え上手へ。あのホール、下手はどうなってるんだ(笑)。
今回のトークショーは友のおこぼれです。10枚出した自分は全ハズレ。友に多謝多謝!!。
その他(まとめてしまって失礼)御一緒させていただいた方々、ありがとうございました&お疲れさまでした。