『読売新聞』2012年6月17日朝刊 よみほっと(日曜版) 山本耕史

若手俳優の中で殺陣をやらせればピカイチ”
逆に殺陣できる若手俳優って他に誰かいるのか(爆)。ワカドクロの未來君は良かったけど舞台用の殺陣だし、オットが早乙女太一君を挙げたけど、彼は言ってみりゃ本業じゃん*1。上川さんも阿部ちゃんもヒガシもひと世代違うし、筧さんは相当動けるけど更に上だし。あ、マッキーマッキー。山口馬木也がいたわ。耕史君とはギリギリ同世代。あとオダギリかなあ。ちょい若めだと血風録の辻本祐樹君。彼は素晴らしいです。『るろうに剣心』の映像ちら見では*2たけるっちも相当イケると思うんだけども。ああそうだ綾野を忘れてた。彼もイケるでしょう。
以上、戯言。
片手の殺陣はかなり難しいでしょう。怪我のないように気をつけて頑張っていただきたい。
しかしながら殺陣というのは、本人の技量はもちろん、カメラワークがものすごーーーーーーーーーーく重要なのです。磐音はそれが全くもってなっちょらんかった。少々ヘタでも、撮り方ひとつで放送可能レベルまで持ってけるのに。てなわけで、耕史君以上に、カメラマンは頑張るべし。でも問題はやはり清水。彼は脳内で絵コンテを描けないのか、撮りながら編集できてないんだろうなあ。

10年前はすべてを納得できるまで頑張ろうとしていた。今は自分の表現力を客観的に眺め、これで精いっぱいと思えるようになった。

何度も言ってるけど、離見の見ですね。そして目前心後。読んで字の如く。

*1:そういう意味で市瀬秀和と辻本一樹も除く。あと歌舞伎役者も。

*2:『裸にしたい男』でちょっとVが流れました。