メ〜テレ 『相棒 season11』#1 聖域 20:00〜22:09

右京さん(水谷豊)の3人目の相棒、甲斐亨・通称カイト君(成宮寛貴)。刑事になりたてのぼん。父親が警察庁次長(石坂浩二)で香港の日本総領事夫人(賀来千香子)なんぞと懇意でまじぼんだった。でも父親と不仲で七光りは使わず、地道に頑張って刑事に。そして何の因果か特命係に。
びっくりしたよ!右京さん直々のご指名だよ!スカウトだよ!。右京さんの真意はわかりませんが、息子に警察を辞めさせたい警察庁次長の目には「人材の墓場」なる特命係が、息子が警察を辞めるきっかけになるかもしれない最適の部署と映ったわけですな。
誰がびっくりってカイト君本人はもちろん、腰抜かすほどびっくりした神戸君(及川光博)。まあ気持ちはわかりますけどね。今でも大河内(神保悟志)と仲良しで嬉しいよ神戸君。腰お大事にねーーー(にやにや)。
カイト君なんかカワイイな。カワイイけど、曲がったことが許せなくて、刑事になれただけあって、推理力も行動力もそれなりにある。いや結構ある。で、絶対音感を持ってる。右京さんにないものを持ってる。他にもあるかもしれない。神戸君は少しだけ、右京さんの絶対的正義を動かした。カイト君にもそういう日が来るんだろうか。
「学校でそう習いましたか」
「うん」
うん、てなに!うん、て!。カワユス!。
「キャバクラかよ。指名なんかすると金とるぞ」
なにこれなにこれなにこれーーーーー。テラカワユス!!!。右京さんの審美眼に拍手(違)。
事件はどうでもいいというか(汗)全てが明るみに出たら大スキャンダルで週刊誌の恰好のネタですな。ただ、あれ?何かあるん?と思ったのは、総領事夫人の取調室での表情。警察庁次長との電話の後のね*1
最後に一番気になったこと。結局、右京さんはなんで香港にいたんだろか(爆)。


余話1。暴発云々の拳銃。よく見えなくてワルサーかルガーかと思ってたら、南部十四年式だったとは。シブい。
余話2。「警察庁次長と刑事局長とどっちが偉いんや」とオットに聞かれたので調べました。階級は両方とも警視監でした。警察組織の中では上から二番目だそうで。オットが言う刑事局長はもちろん浅見刑事局長のことです(笑)。

*1:まさか実の母親なんて安易な展開ではないだろうな。