BS朝日 『知られざる物語 京都1200年の旅』 神を守る動物たち 22:00〜22:54

録画済。

神社の鳥居や境内で、参拝者を静かに迎える動物たち。京の都では、身近なものから想像上の生き物まで、様々な姿を見ることができます。しかし、一体なぜ、それらが置かれることになったのでしょうか?。
御所の東に位置する神社にあるのは、多くの人に親しまれている「狛犬」。飛鳥時代に中国から仏教と共に伝わり、仏を守るために寺の仏像の前に置かれていたとも伝わります。銀閣寺に続く哲学の道のそばに建つ神社で出会える、「狛ねずみ」「狛猿」、「狛鳶」。それぞれに伝説が隠されています。平安京の四方に建立されたと言われる社の一つには、「狛うさぎ」がたたずみます。祭神は子授け安産の神として信仰されており、それが多産のうさぎと結びついたのだとか。桓武天皇平安京遷都を勧めた和気清麻呂をまつる神社で目をひくのは「狛イノシシ」。イノシシが傷を治したという逸話から足腰の健康にご利益があるとされています。日本各地に数ある、天満宮の「牛」や稲荷神社の「狐」は、「神の使い」として信仰されています。八幡宮の「鳩」もその一つ。京の北東にある神社には、八幡宮ゆかりの「狛鳩」の他にも、拝殿の幕、石灯ろう、瓦などに鳩の姿を見ることができます。
こうした、都に残る、様々な神社を巡りながら、長い歴史の中で紡がれた「神社と動物の物語」をたどっていきます。

BS朝日 番組紹介より

http://www.bs-asahi.co.jp/kyoto1200/prg_055_info.html