録画済。
今回は、四季折々に散策が楽しい「銀閣寺」と「哲学の道」、そして京の各地にある「坂道」を歩く2時間スペシャル。
「銀閣寺」で訪れた人々を強くひきつけるのは、周囲の風景と見事に調和した「観音堂」。そして本堂にあたる「方丈」では、本尊の「宝冠釈迦如来坐像」が大切にまつられています。創建当時から残るという「東求堂」は、銀閣寺を建てた室町幕府八代将軍・足利義政が実際に使っていたという貴重な建物。
そんな銀閣寺へと続く道が「哲学の道」です。ここで、春に咲く桜とゆかりがある場所が「白沙村荘」。かつてここに、哲学の道を愛し、多くの桜を植えた人物が住んだといいます。そして、道沿いに立つ寺「法然院」の門から続く、白い盛り砂の意味とは？。さらに、「弥勒院」に寄せられたのは、幸せを願う人々の想い。「椿の寺」とも言われる「霊鑑寺」では、江戸時代の宮中での暮らしを伝える品々に出会い、老舗「叶匠壽庵」では、京の彩りに満ちた料理を頂きます。
そして、なだらかな山々に囲まれた盆地に広がる京の街には、趣深い坂道があります。 清水寺近くの「産寧坂」は、かつてはその門前にあった、安産にご利益のある寺がその名の由来とも言われます。産寧坂と交わる「二寧坂」沿いには、大正時代に活躍した画家、竹久夢二の住まいの跡も。自然豊かな嵯峨鳥居本にある坂道は、長く信仰されてきた愛宕山の詣でるための参道でした。そして京の街の北、鷹峯にある坂道沿いには、水が豊富なこの地で、江戸時代からの製法で醤油を作り続ける老舗の「松野醤油」があります。さらに、比叡山へと続く「雲母坂」では、いにしえの修行僧たちが通った道。そこでいただく名物とは？。
京都の趣深いさまざまな場所を歩きながら、悠久の時を越え、思いをはせていきます。
