録画済。
祝！映画化って、去年のSPの評判良くて連ドラに持ってく時点でもう決まってたのは目に見えてる（苦笑）。
今回の脚本、なんか今までと趣が違うなと思ったらあの真野勝成氏。なるほど。わかるひとにはわかる。真野氏が得意とする（と勝手に思ってる）人の情の機微、心の領分。化学や物理学が及ばない人間の感情を主体にした話は彼にぴったりやね。これは原作通りなのかな。
自分の領分ではないと、山吹（三宅弘城）に委ねた赤城（藤原竜也）。それに応える山吹。彼には事件解決への使命だけでなく、昔の出来事への贖罪の………いや純粋に町田（須藤理彩）を救いたかったのだろう。お互いの想いが誰にも邪魔されることなく、静かに穏やかに続いていきますように。
こういう天才的異能集団ってだいたい仲悪くてチームワークも何もあったもんじゃない風に描かれるのに、STはキャップ（岡田将生）や赤城を中心に実にチームワークが良くって新鮮。更に、各々の能力に誇りと自信を持っているものの、間違ってるとわかればそれを受け入れる常識もある。俺様何様赤木様でさえ、今回の様により得手とする人物に任せるんだもんね。自分が出来ないと決して言わないけど（苦笑）適材適所を心得てる。前回の黒崎（窪田正孝）の時のあるシーンでもそうだった。
でもSTで一番の異能ってキャップだと思う。この超個性的な面子に、振り回されまくれオロオロオタオタしまくりながらも、なんとかチームとして纏めてるじゃん（笑）。岡田君いい役貰ったなあ。彼のニンに実に合ってるよ。これぞ適材適所。他のキャストもね。
