吉田秋生『海街diary6 四月になれば彼女は』

映画は別モノっすね。キャストがまるで合ってない。

立ち上がってたたみなさい 君の悲嘆の地図を

イギリスのオーデンという詩人の詩*1
糸切屋の糸さんが直ちゃんに「この詩に何度も救われた」と言う。
たった5コマのa boy meets a girl。
この背景の何もない5コマで読者を惹きつける吉田秋生先生独特の空気感を、映画で表現できるとは思わない。このシーンがあるわけじゃないけどさ。

*1:『Twelve Songs』という詩の中に出てくる言葉とのこと。http://www.poemhunter.com/best-poems/wh-auden/twelve-songs/(Ⅶのとこ。原文だと、“Stand up and fold. Your map of desolation”)