NHK教育 『ニッポン戦後サブカルチャー史』第9回「おたく→オタク→OTAKU 〜オタクカルチャーと秋葉原〜 90年代(2)」 23:00〜23:55

録画済。

今や世界に通用する言葉となった「OTAKU」。80年代、主にコミックマーケットに集まる人々を称していた「おたく」は、いかにして「OTAKU」となったのか?。ニッポンのオタク文化は、フィギュア、マンガなどの作品をリミックスしたり、スピンオフを行う二次創作、コスプレファッションなど、新たな表現を生み出し、快進撃を続けている。その意味を考察する。電気街から趣味の都、「趣都」となった秋葉原の変遷も紹介。
【出演】宮沢章夫(劇作家・岸田戯曲賞作家) 【ゲスト】風間俊介/マシュー・チョジック/福嶋麻衣子 【語り】小松由佳

NHK 番組HPより

http://www.nhk.or.jp/subculture/lect_list_09.html
一本木蛮はこの後の『アオイホノオ』の総作画監督。前回今回とタイアップか(爆)。いや嬉しいよ。彼女がラムちゃんのコスプレしてた頃が、私のリアルタイムおたく時代ですもん。
ビッグサイトコミケには行ったことがありません。私のコアなおたく時代って中学生〜短大(1980年〜87年)。なので“オタク”じゃなくて“おたく”。そして地元のちっさいコミケに参加しておりました。その後は前回で書いた通り。でも足洗ったわけじゃないんだよね。てか洗えん。おたくの根本は変わらん。ただボリュームが減っただけで、こうして細々と隠れおたくを続けている次第でございます。
開かれた50万人の閉鎖空間コミックマーケット。愛溢れる二次創作。宮沢さん巧いこと言うわ。
そしてパクリとはまるで意味が違う影響と引用とリスペクトの本歌取り。千年前から変わってねえな日本人。そういや菅原孝標女源氏物語おたくっぷりはハンパない。
あ、BL・やおい系はさらっと流しましたねさらっと(爆)。
「政治と大衆文化とか政治とサブカルチャーって結び付きが強くなればなるほど何かに利用される可能性があると」
秩序の政治。自由の大衆文化。日常の秩序に対して非日常のサブカル。日常はケであり、非日常はハレである。ハレは自律しケに従属するものであってはならない。
まあ日本の政治はオタクカルチャーを巧く使いこなすレベルじゃないけども。オタク(おたく含む)なめんじゃねえぞ。


余話。OPのBGMが大好きなビバップのOPテーマで嬉しかったわー。本編ではひとっことも出てませんでしたけど。
これはオシャレでかっこいい“オタク”世代のアニメですな。

もひとつ好きなやつ貼っとこう。これも“オタク”世代やね。『魔法騎士レイアース』のOP曲。静止画のやつ消されてしまったんでこっち。

2013年版があった。めっちゃまだ声出るやん。凄いな。