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剣心観て名鉄百貨店で晩御飯買って帰ってきたのが7時くらいだったので途中から視聴。〔翼あるもの〕を久々に聴いた。
栗本薫……薫クンが『翼あるもの』という小説を書いてまして、タイトルは甲斐バンドのこの曲由来。曲の方はシングルじゃないからファン以外は知らんわな。つーか小説の方もファン以外は知らんわな。小説の内容と曲の歌詞はさほど乖離してないと思うけど、前者はなんせ今で言うBLでございますので（汗）。あとは『ポップコーンをほおばって』という短編もあったり、『グイン・サーガ』シリーズの中で吟遊詩人マリウスが歌う歌の一節が、甲斐バンドの〔吟遊詩人の詩〕だったり。
薫クンは甲斐さんの大ファンで同い年で、対談したり楽屋に行ったりの中で、彼女のエッセイの中にも若き頃の甲斐さん登場したり。
いま、あっSEXY、と思うのは甲斐よしひろ君です。あのしなやかな腰と細い脚、たのきんなんて目じゃないのよ。甲斐くんは小柄でとてもやせてるの。
（中略）
前、コンサートがおわった直後、楽屋へいったら、甲斐くんはもう汗びっしょり、たった二時間で完全に消耗しつくして、ハーッハーッと苦しそうにイスにのびてた。土気色の顔になって−あれすごいのね。コンサートの前とあとではもうはっきり顔がちがうわけ。げっそりやつれてしまうの。ソーゼツ……けど、それが実に色っぽくってねー。
