NHKBSプレミアム 『真田丸』#13 “決戦” 18:00〜18:45

録画済。


とにもかくにも梅ちゃん(黒木華)に合掌。


ツイより。

https://twitter.com/P4iE5/status/716599603596898304
銀河英雄伝説で、ラインハルトがバーミリオン会戦の前の作戦会議でワインをたくさん積んだ紙の上にワザとかけるっていうパフォーマンスするのはカッコ良かったけど、昌幸が餅を千切るのはニッチャニッチャするだろうなと思ったら案の定な上とてもカッコ悪かったw  #真田丸

https://twitter.com/IKENO_MEDAKA/status/716608861952614400
今回は銀英伝を想起させるシーンがいくつか。
◯餅とワインと紙
◯うめとキルヒアイスの死なねばならぬ理由
◯二の丸に引きつけての昌幸&放水トールハンマー(対ルッツ)
◯回廊退却戦の包囲殲滅(ビッテン&ファーレン) #真田丸#銀英伝

https://twitter.com/nokishinobu/status/716625528682250241
4)真田丸がらみでさんざんみたお城番組の、「枡形」の威力を今回実感いたしました。本丸の門の前での十字砲火で。枡形の中に誘い込まれた徳川軍が全滅しかねない凄まじさだった……これは確かに強烈だわ。(その遠い延長線上にヤン艦隊の特技「一点集中砲火」があるんだな)#真田丸

だからもーみんな銀英伝観すぎ好きすぎ再び(笑)。


今回の第一次上田合戦が“風雲!たけし城”みたいというツイをいくつか見かけたよ。まあ気持ちはわかる。しかし、“風雲!たけし城”知らないからわからないというツイも見つけ世代格差に恐怖した(大げさ)。……そっか30年前だもんね知らないよねうん(汗)。

https://twitter.com/kulotowa/status/716563124929757184
神回とかいう人もいるが、「葵」の関ヶ原回が戦の神回であれを上回る出来はそうそうない。ま、最近の大河だとこれが精一杯なのかもな。まさかここまで戦が演出じみてるのは…もったいない #真田丸

この方が守城戦・ゲリラ戦・市街戦をどのようなものとして捉えていらっしゃるのかわかりませんが、迎撃側が少数兵の超局地戦で鶴翼とか魚鱗期待されても困るんですけど(苦笑)。そして戦は演出が重要です。お膳立てが必要なんです。そういう意味では戦略も戦術ももの凄く丁寧に描かれてたと思うんだけども。のっぱらでの大合戦じゃなくても、大河史上に残る合戦描写だと思うんだけども。昌幸(草刈正雄)の碁とか源次郎(堺雅人)の高砂*1とかも含めて、だいたい記録に残ってる通りだしねえ。
源次郎が帰ってきた時の昌幸の「勝った!」、その後の「負ける気がせん」。いい顔だ。
大手門の前で六文銭の旗を振り、昌幸登場までの無音。最高の効果音。
門から来た道を戻るしかない徳川兵と源三郎(大泉洋)隊に追われ門へ行くしかない徳川兵がひしめき合うところへ、真田勢の集中砲火。それを見つめる源三郎と源次郎の厳しい顔。きりちゃん(長澤まさみ)の「もう戦なんてものじゃないわね」はわかるけども、寡兵の真田からしてみれば、少しでも敵の数は減らしたい。「悲しいけどこれ戦争なのよね」わかるひとにはわかる。

https://twitter.com/tokyo_megaten/status/716674982290403328
#真田丸
梅の死は無念だが、やはり戦の合間合間に女子の会話を挟まれると萎える。
しかも最後にあっさり死後のシーンとは。周りを守るなり敵と戦うなりして討死する様を見せないでどうする…

もう笑うしかない。三谷さんはそんなありきたりな陳腐な脚本書きませんよ。
源次郎が見ていないものは極力詳細に描かない三谷さん。描かないにしても経過は想像できるように描かれてる。梅ちゃんの傍らの徳川敗残兵に槍が刺さっている。辺りに他の死体がないことを見ると、彼女はこの兵と戦って死んだ。それで十分じゃないか(涙)。
なんかさー、この梅ちゃんの死をきりちゃんが仕組んだとか、きりちゃんがほくそ笑んでるとかいうツイをいっぱい見かけてさー、いったいどこをどうしらそんな風に見えるのか。きりちゃんそんな器用な子かよ。そんなんだったらとっくに源次郎とくっついてるよ。「私が育てる」にしたって、彼女ほど適任はいないと思うのよね。実際に育てられるかどうかは置いといて(爆)。たぶん、梅ちゃんを除いてきりちゃんが一番すえのそばにいただろうし、梅ちゃんのことを一番よく知ってるのはきりちゃんだろうし(作兵衛よりも源次郎よりもね)。現場に赤ちゃん連れてくのばかじゃね?とかいうのもさ、大急ぎで梅ちゃんの後追うのに、他のひとに預ける間もなく、そのまま来ちゃったんだよ。ものすごく想像力を働かせるなら、きりちゃんに「もしかしたら」「最期にひと目」という気持ちがどこか無意識下にあって、すえを連れていったのかもしれなくて、更に言うなら、誰よりも早く梅ちゃんを見つけたのはきりちゃんで、梅ちゃんの最期の言葉を聞いたのはきりちゃんなのかもしれない。
梅ちゃんの行動にしても、出しゃばりなんかじゃありませんよ。彼女の立場と身分と以前の入会地のことを考えればね。納得はしかねるけどもね。賢く策士で思い通りに立ちまわってきた梅ちゃんの不器用な死。これが本当の彼女なのかもしれない。
六文銭のあの少年はどこかで再登場するのかな。


余話1。余話でいいのか。兼続が笑った!。いや片頬だけでだけども。よく考えたら兼続(村上新悟)が海津城にいる必要ってないよねえ。兼続ってばもう(にやにや)。

https://twitter.com/sentsen/status/717172525399089152
丸の直江兼続チベットスナギツネに似てると聞いて…成る程、承知した #真田丸

おなかいたいー。誰かチベットスナギツネの片頬笑い映像作ってー。
余話2。この兼続と三成(山本耕史)が組むのか(にやにや)。実は、兼続と仲良かったのは島左近という説もあるけども、今回ホンマに出ないんですかね。司馬さんの『関ヶ原』を読んだ自分としては出してほしいんですけど。
余話3。↓そうだこれこれー。見直したらそうだった!。

https://twitter.com/mukaida1560/status/716596303057162240
そして何より感動したのが、三谷幸喜さんの脚本の細やかさです。徳川軍の大将・鳥居元忠が、三方ヶ原の戦いの際に傷めた脚のために、杖を突いて歩いていた事が忠実に再現されていた事です!物語には直接関わり無い事ですが、凄いです!三谷先生!流石です。#真田丸 #大河ドラマ

ちなみに鳥居元忠は超古参の歴戦の勇士。無能じゃないんだよ。今回は相手が悪すぎた。

*1:源次郎がやったという記録はありませんが。