NHK教育 『日曜美術館』 至宝が伝える 天平の技術〜第68回 正倉院展〜 再 20:00〜20:45

録画済。

ペルシア風の水差し「漆胡瓶」はどのように作られた?。不思議な金属塊は何を物語る?。奈良国立博物館で開催中の「正倉院展」に出陳されている、宝物の「謎」を読み解く。
出展される59件の中で、最も注目されるのは「鳥毛立女屏風」。樹下にたたずむ美しい女性を描いた正倉院を代表する屏風が15年ぶりに登場。唐で大流行した女性の装いを、日本で鳥の羽古都・奈良にある正倉院東大寺を創建した聖武天皇遺愛の品や、壮麗な仏教儀式の法具などが納められている。それらの至宝を間近に見ることができる「正倉院展」が、今年も奈良国立博物館で開催されている。唐で作られたというペルシア風の水差し「漆胡瓶」や、聖武天皇の一周忌で使われたという巨大な飾り「大幡」などの宝物からは、当時の日本が懸命に世界最先端の工芸技術を取り入れようとした苦闘の跡が読み取れる。
【ゲスト】奈良国立博物館学芸部長:内藤栄/喜多俊之:工業デザイナー 【司会】井浦新伊東敏恵

NHK 番組HPより