NHKBSプレミアム 『真田丸』#46 “砲弾” 18:00〜18:45

録画済。


「読まんでいい」
カッコイイーーー。
信尹叔父上(栗原英雄)最後の調略は調略しないこと。
家康(内野聖陽)もわかってたんだろうなあ、というかこの時に信尹を用いなければ不自然極まりないし、とりあえずの一手ということで、結果は期待していない。あくまでもこの大河では。
茶々(竹内結子)がホントわっかんね(爆)。

その淀殿とはなんであろう。
「一個の感情である」
と、幸村はそれ以外に、淀殿は存在しない、とおもっている。秀頼と自分だけの豊臣家というものについて異常に肥大化した誇りと、その豊臣家を喪うかもしれないという異常な恐怖心という、この二つの肥大感情以外にどういう心ももっていない。つまりは化けものではあるまいかとさえ、幸村はおもっている。他の感情、たとえば人々に対する慈悲心もなければ、戦って死ぬ者への哀憐の情ももっていない。まして感情以外の理性というようなものは淀殿はもちあわせていないか、それとも固有にそれがあるにせよ、それが判断の基準として働くような仕組には、彼女の性格はなっていない。

司馬遼太郎『城塞』(新潮社)“泗川”より抜粋

ちょっと違うしなあ。