『六月大歌舞伎』夜の部・一幕見@歌舞伎座(18:20〜) 4F 


曽我綉俠御所染 御所五郎蔵
御所五郎蔵:仁左衛門/傾城皐月:雀右衛門/子分 梶原平平:男女蔵/同 新貝荒蔵:歌昇/同 秩父重助:巳之助/同 二宮太郎次:種之助/同 畠山次郎三:吉之丞/花形屋吾助:松之助/傾城逢州:米吉/甲屋与五郎:歌六/星影土右衛門:左團次/他
豊洲の後は歌舞伎座幕見が恒例になりそう(爆)。
ホントは夜の部ラストの『一本刀土俵入』を観たかったんだけど、21時15分終了で最終の新幹線に間に合っても、名古屋駅から公共交通機関でウチまで帰れないので*1
てなわけで仁左さまの五郎蔵。ナマはお初。相変わらずめっちゃカッコよかったー。雀右衛門さんも米吉君も綺麗だったー。今回みたいに通しでない時は男伊達の助六味を楽しめばいいので、こんな阿呆な感想です(苦笑)。しかし米吉君が羨ましい。昼は吉右衛門さん、夜は仁左さまに斬られて死ぬの。
幕見発売時間16:45で17:30頃着いたのに売り切れてなくて吃驚。係員の方に訊いたら「今月の夜はあんまり人気ないんですよ」って。まあ開けたばかりだし、確かに昼の方が演目的には面白いとは思うんだけども。
たまたま幕見入口で一緒になった私より少し年配のご婦人と、流れでご一緒することに。お互い一人だし幕見集合時間まで何かしらお腹に入れないといけなかったし、タリーズでお話しながらでもということで。非常に気さくな方で、学生時代に歌舞伎にハマって沢山観たけれど、結婚子育て親の介護等で20年以上のブランクがあって、歌舞伎座建て直しの前に一度観ておかないとと旧歌舞伎座ラスト月を観たものの、それから今日までまたブランクがあって……etc、etc。今日は出光美術館の帰りに時間が出来たので有楽町から歩いて(!)歌舞伎座に来てみたら、丁度仁左さまのに間に合ったとのことでした。ちなみに吉右衛門さんの大ファンだそうです。
やはり幕見は外国人の方多し。私の右隣が、日本人とイタリア人らしき若いお嬢さんふたりで、時々、小声で日本人の方がイタリア語で説明してたんですよ。花魁の雀右衛門さんが出てきた時、日本人の方が私の方を少し見た気がして「?」と思ったんですけど、少しして「一瞬でいいのでオペラグラス貸していただけませんか?」。あらそんな一瞬だなんて、どーぞどーぞとお渡ししたらイタリア人の方にすぐ手渡されて……。どうやら花魁の衣裳をじっくり観たかったようです。その後、米吉君の登場時にはこちらから率先してお貸ししました(笑)。雀右衛門さんと米吉君が打掛を取り換えるとこも、打掛を脱いだ後の衣裳まで観る機会はあまりないので、そこも率先して。幕見楽しいな。
八月納涼のチラシ発見。もう昨日出てたのねー。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/534
これは行かねば。七月の仁左さまの源五兵衛を捨てても行かねば。できれば捨てたくない(爆)。

*1:タクシーだと4,000円くらい^_^;。オットは仕事中でアッシー(死語)不可。