ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season月・下弦 Produced by TBS@IHIステージアラウンド東京(12:30〜) 1F-22-48

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作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:宮野真守/鈴木拡樹/廣瀬智紀木村了松岡広大/インディ高橋/中谷さとみ/中村まこと伊達暁肘井美佳/安田栄徳/羽野晶紀千葉哲也/他

若い女子率高し(爆)。
宮野捨が意外にも脆い感じで、みんなで支えないと!的なとこがあって、霧丸が男なのが納得できたわ*1。あの脆さは女が支えたり埋めたりするものじゃない。宮野はさすが人気実力ともに若手№1声優だねえ。声の仕事しか知らなかったけど、舞台も良し。いい声だし聞き取りやすいし全然かすれてないし。感情表現が細やかなとこは声だけで全てを伝えなければならない声優ならでは。
拡樹天の俗物感よ(誉めている)。ラスボス的な容貌(ヒース・レジャーのジョーカーみたい)と美声から垣間見える小狡さよ。だから無敵の鎧が捨によって1枚1枚剥がされていって、とうとう鎧がなくなった時の惨めさが際立ってて、なんだか可哀そうになってしまいました。もう神でも天魔王でもないただの人間なのにって。
廣瀬蘭の真っ白な手首が拡樹天の赤黒い手に掴まれた時、よっしって思いました。瞬間のエロス。わかるひとにはわかる。あれ、掴まれたというか掴ませたんじゃね?。廣瀬蘭には一番小姓味を感じました。世間がイメージする蘭丸に近い雰囲気。花蘭はバリバリの荒小姓(本来蘭丸はこっちだが)だし、鳥蘭は飄々としてるし、風蘭はアイスドールのお姫さまだし(爆)。「森蘭丸」って言われて「だよねっ!」てなったのは廣瀬蘭。
あとちょっとメモ。
新感線の羽野晶紀ちゃんが生で観れてこんな嬉しいことはない。
若い男子の迸る色気合戦の中、ひとりイケオジの色気をじわりと出してる千葉さんの狸穴やっぱり大好き。千葉さんの色気は堤真一のお墨付き。


ああ、1年なのか……早いなあ(遠い目)。

*1:と、すると上弦はどうなるんだろ^_^;