テレビ愛知 『新美の巨人たち』 『炭屋旅館』×佐々木蔵之介 初夏の古都・京の美(2) 22:00〜22:30

録画済。

 

5月の「新美の巨人たち」は初夏の京都でアート散歩!京都のアートをめぐるシリーズ企画「初夏の古都・京の美」を4週にわたってお届けします。第2弾は『炭屋旅館』。
一流の旅館が立ち並ぶ麩屋町通の宿『炭屋旅館』が今回の作品です。外観は土壁ですが、柱を外に見せる真壁の造りの木造二階建て。創業は大正初めで、京都の中では歴史が古い旅館ではありませんが、それでも一流と言われているのには理由があります。改装や改築を重ねながら、丁寧に使い込まれた築100年を超える建物は、深い味わいを醸しています。館内も室内も照明は控えめで、昔の日本家屋の暗さを保っています。「残月の間」は、床の間の造りが特徴的。千利休聚楽第城下の屋敷に設けた茶室「残月亭」の写し。豊臣秀吉が床柱に寄りかかり明け方の月を愛でたことがその名の由来です。「炭屋」には5つ茶室と露地があり、まさに“茶の湯の宿”なのです。古くは料理屋を営んでいた「炭屋」を“茶の湯の宿”に発展させたのが三代目の主人・堀部公允。そこに息づくもてなしの心とは?
今回は、実家が洛中にある造り酒屋さんという佐々木蔵之介さんが、『炭屋』という稀なる旅館の美の真髄に迫ります。


<Art Traveler>佐々木蔵之介  <ナレーター>冨永愛
番組HPより