テレビ愛知 『新美の巨人たち』 『国立京都国際会館』×伊野尾慧…初夏の古都・京の美(4) 22:00〜22:30

録画済。

 

5月の「新美の巨人たち」は初夏の京都でアート散歩!京都のアートをめぐるシリーズ企画「初夏の古都・京の美」を4週にわたってお届けします。第4弾は『国立京都国際会館』。
京都の市街地から北に10キロ。公園として整備された憩いの地・宝ヶ池に佇む建物『国立京都国際会館』。京都議定書が採択された場所でもあります。60年代の終わりに完成し、変わりゆく世界情勢と共に歩んできました。設計したのは、建築家・大谷幸夫。あの丹下健三の一番弟子です。独立したばかりのばかりのタイミングで、このコンペに参加。並々ならぬ情熱を注ぎこみました。造形はまさに未来的で、かつてウルトラセブンとの戦いの舞台にもなりました。内観はというと、未来へと続いていくようなアプローチを抜け、待っているのはロビーの大空間。大谷は特にこのロビーにこだわったといいます。そこにはある理由が…。ロビーの先にある大会議場は、シンメトリックな台形構造。1階から4階までの4層吹き抜けです。空間の構成美、圧巻のこだわり…異様な造形美ではありますが、遠くから見れば自然の風景の中にうまく溶け込んでいるのです。一体なぜ?そもそもこの建物はなぜこんな形をしているのか?建築家が込めた想いとは?
今回この摩訶不思議な名建築を訪ねたのは、明治大学建築学科の卒業生で、在学中は授業で名建築の図面を引いていたという、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さん。今回は66年完成のメイン棟を中心に、大谷が考えた末にたどりついた、綿密に練られた国際会館の建築美をひも解きます。

<Art Traveler>伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) <ナレーター>戸田恵子

番組HPより