『平成29年度(第72回)文化庁芸術祭主催10月歌舞伎公演』@国立劇場大劇場(12:30〜) 1F-2-48


通し狂言 霊験亀山鉾 四幕九場 ―亀山の仇討―
序 幕  第一場 甲州石和宿棒鼻の場  第二場 同 石和河原仇討の場  第三場 播州明石網町機屋の場
二幕目  第一場 駿州弥勒丹波屋の場  第二場 同 安倍川返り討の場  第三場 同 中島村入口の場  第四場 同 焼場の場
三幕目  播州明石機屋の場
大 詰  勢州亀山祭敵討の場
藤田水右衛門、古手屋八郎兵衛実ハ隠亡の八郎兵衛:仁左衛門/大岸頼母:歌六/石井兵介、石井下部袖介:又五郎/石井源之丞:錦之助/源之丞女房お松:孝太郎/若党轟金六:歌昇/大岸主税:橋之助/石井家乳母おなみ:梅花/藤田卜庵、縮商人才兵衛:松之助/丹波屋おりき:吉弥/掛塚官兵衛、仏作介:彌十郎/芸者おつま:雀右衛門/石井後室貞林尼:秀太郎/他
6月にジョンヘドの公演日程が発表されて、10/14に抱き合わせで行けたらいいなと思ってたら、eプラで4大オプション付の先行が公演日限定で出てるのを7/11に知って、それが10/9と10/14と10/25ってもう取るしかないじゃないすか。4大オプションが座席選択(特別席かA席7列目以内)、お弁当、イヤホンガイド無料、歌舞伎講座(10/14、15)か終演後舞台見学(10/25)。私は10/14一択なので歌舞伎講座になるんですけど、11時スタートだったから8時台の早めの新幹線に乗らないと無理で、そうすると6時起きになって、最近は3時就寝*1の私にはちょっとキツイので残念ながら遠慮させていただきました。でもお弁当*2ついてイヤホンガイド無料で2列目で手数料等込みで10,718円ですよ。仁左さまとの距離を思えば実質タダですよ。勢い余って筋書に加えて上演台本買っちゃいましたよ。売り切れまくりのポスターはどうせ貼るとこないから諦めて、チラシを10枚ほどいただいてきました(爆)。
以上、前置き。


1列目のセンター付近と花道付近だとゲットできたかも。
金六が買ってきた片岡仁左衛門団扇とセットで売ったらいいのに。国立も商売っ気ないなー(苦笑)。どう考えてもくっそ極悪人で同情の余地なんぞ髪の毛一筋もないのに、この折られた指の中に自分が入っていないのが口惜しいと思うのは仁左さまだから(真剣)。この時のお顔もわっるかったけど、兵介を殺した後、片膝立ちで刀の血を懐紙で拭い取って上手の方へ流し目くれてにやってしてぱあっと懐紙を放り投げるとこ最高。
仁左さまの仁左さまによる仁左さまのための色悪二役。いや作者は四世鶴屋南北ですけども。
仁左さまに関してはもう阿呆な感想しか出てこないのでこの辺で。
又五郎さん歌昇さん播磨屋親子の相変わらずの素晴らしい口跡は気持ちが良い。善玉のための声だよなあ。仁左さまの地の底から蠢き沸いてくる低音美声と好対照。吉弥さんてっぱんのワルい美人おかみ素敵ー。七月の『盟三五大切では出番少なくて物足りなくて、その前の吉弥さんのナマの記憶は、去年の七月の『小さん金五郎』のコメディエンヌだったので、私的原点回帰。
そういえば『小さん金五郎』で、錦之助さんが珍しく(爆)男気もあるくっそイイ男の役で、感想に「いい男はやるんだけど、口だけだったりクズだったり」って書いてて(失礼)、今回安定のクズっぷりに安心いたしました(大変失礼)。秀太郎さんの名家ご後室、三幕のみのそれも中盤からの登場で抜群の存在感。秀太郎さんは市井のおかみさん系がニンだと思うんだけど、この手の上流婦人も巧いんだよなあ。『御浜御殿綱豊卿』の江島も素晴らしかった。


これ映像には残らないんでしょうかね。音羽屋のお正月の復活狂言は毎年NHKがやってくれてますけど、これも復活狂言なんだからお願いしますNHK様。


そういえば、今回大向う全然なかったのは気のせい?。私が聞こえてなかっただけ?(汗)。

やっぱ気のせいだった(大汗)。久々にイヤホンガイド使って、そっちと舞台に集中してたから単純に耳に入ってこなかっただけだな。

*1:オットの仕事の都合による。私は朝7時半に起きればいいのでなんとか4時間は睡眠確保。

*2:お稲荷さん5個。かんぴょう巻き4個。

『HEDWIG AND THE ANGRY INCH』SPECIAL SHOW@シアターオーブ(19:00〜) 1F-6-36

作:ジョン・キャメロン・ミッチェル
作詞・作曲:スティーヴン・トラスク
演出:ヨリコ ジュン
音楽監督岩崎太整
出演:ジョン・キャメロン・ミッチェル中村中

行ってきたー。演出がどうのこうのっつーのは聞き飽きたわ。ジョンヘドがあのマントをバサっと広げた最初の瞬間の感動ったらもう。
https://www.instagram.com/p/BaNZmZ9l5lD/
生ジョンのヘドが観れて生歌が聴けただけで十分じゃねえの。映画のプロモーションと抱き合わせだろうが、曲間短いと今のジョンにはキツイから中ちゃんの分量が多かろうが、おそらくもう日本では観れないだろうから、ありがたくいただこうじゃん。てな、気持ちで楽しみました。足らんなあというとこは耕史君バージョンで脳内補完。耕史君ファンの強みっすね。
曲間が長いからヘドのお着替えもいっぱいあってキレカワなジョンヘドを拝めたのも良かった。ジョンホンマに54歳か。その曲間で色々やってた中ちゃん頑張ったよ。あの10年前を思うと彼女も積み重ねてきたんだなあと。
にしても今回も奇跡だけど、あの2008年6月21日の中野サンプラザほどの奇跡はなかろうよ。すっげーあっつい記事書いてたよ(苦笑)。→http://d.hatena.ne.jp/moonblue/20080621/p2
ああそういえばあの時耕史君が〔Starman〕歌ってくれたねえ。

NHK総合 『アシガール』#4 “ドキドキの夜” 18:05〜18:43

録画済。


「尊、出陣じゃあ!」
「…出世してるし」
さすが弟君(笑)。
唯(黒島結菜)の姫姿可愛いなあ。
♪よくーしげったーもーのーだ、ホイ♪
唯が思う“穏やかで大らかで安らぐ歌”。わかりやすいわあ(笑)。若君が笑ったんだからいいんだよ。
今回なごみ回ですね。次回から不穏な感じ。

NHK総合 『ブラタモリ』 黒部の奇跡 19:30〜20:15

録画済。

秘境の中の秘境につくられた富山・黒部ダムの秘密を解き明かす第2弾は、タモリさんがダムの内部に潜入!?。日本人の知恵を結集してつくられた奇跡・黒部ダムの全貌とは?。
北アルプス3000m級の2つの連峰と、間にある深い谷。ダムを作るのにうってつけの「奇跡の地形」はどうやって誕生したのか?。ケーブルカーとロープウエーを乗り継いで絶景の展望台・大観峰へ!。地形の秘密を解き明かすカギは、なぜかチョコレート!?。さらに巨大ダムの内部へ特別潜入!。黒部ダム建設当時の驚きの痕跡とは?。さらに毎秒10トンの水が流れ落ちる放水口の間近まで接近!。ダム外壁の足場ににタモリさんが「立つ」!。

NHK 番組表より

http://www.nhk.or.jp/buratamori/map/list87/index.html