録画済。
ちょいとバタバタした感じの回だったけど、市井の片隅で懸命に生きる人々と神君家康公以来の直参旗本ダメダメ版との対比ということを描いたならば、わかりやすかったんでは。バタバタ………じゃないか。テンポがいいというか、もっとひっぱってもよさそうな場面をなんの未練もなくあっさり切り替えるのをそう思っちゃったのか。例えば、ポニテ→町人髷とか立ち回りの後余韻ゼロで「ありがとうございました」とか(笑)
- あの騒動で爆睡の剣の達人というのもどうかと思うけど、不穏な気配や殺気以外はシャットアウトっつーことね。
- やはり小松の親分はいいです。
- キャスティング№2は笹塚様より由蔵かも。海千山千の元締めでもしかしたら出は武家なのかと*1思わせる佇まいがぴったりな近藤正臣。
- 元締めも番頭もわけわからん風格漂いすぎですでに商人じゃないってば。
- 長屋の皆さんが微笑ましい。
- 徳三の「羽根がほしい 飛んでいきたい」は八重垣姫か八百屋お七か。この義太夫はおそめの練習用?それとも自分?………って徳三は女方なのか?(驚) 犬も食わない夫婦喧嘩はどこ吹く風のおそめがカワイイ。
- 伊織役の人は松緑さんかと思っちゃった。巧いねこのひと。*2
- 伊織との会話での磐音の一連の表情とうるうる具合がたまりませんな。こっちまで泣きたくなるじゃん。何度も言うけど、耕史君のこういうシーンは天下一品だね。生舞台でも映像でも。
- 更にすごいのがその後のおそめと幸吉に気づいてからの、堪えて目を伏せてそして笑顔で子供たちを気遣う細かい仕種と表情。役者人生30年は伊達じゃありません。
- 変動相場制のため一両の重さがその時々で違うのでなんとも言えませんが、20kg前後の千両箱を肩に担ぐのは結構大変。灯油のポリタンク1個分以上。
- 柳次郎役のひとが全然巧くないんだけど(失礼)その棒っぷりが返って彼の一生懸命さや直参としての矜持が感じられるから不思議。今回の25両のお礼は、いつか、ね。お金じゃなくていいから。
- おこんがかなり出張ってますな。おこんが陽ならおきねは陰。暗いということではなく、あの笑顔の中にはどことなく翳が見え隠れする。あえて言うなら色気があるかないかの差かな。今のとこおこんに色気は無し(笑)
- ひとり夜空を見上げる磐音は寂しそう。はつねばーちゃんの「喧嘩できる相手がいるだけまし」が頭をよぎった。
- 4回の立ち回り
- 岡倉の屋敷にて。番頭にしては目つき鋭どすぎ(笑) 槍を押さえるとこって臨場感あるわー。中のひとの見事な上腕二頭筋を知ってるからホントにマジ力で押さえてるみたいで^m^
- 竹林にて。早い早い早い。滑りやすそうな足場なのにお見事。あれは全部引きの絵で見せてほしかった。
- 今津屋にて。刀を巻いて巻いてっての良かったね。殺陣は、横からの映像だとちょいまだぎこちなさが見えるけど、正面からだと気にならないわ。
- 某所にて(あれ寺だっけ?) あらそういえばいつもの光がないわね。あれ出さなくても倒せる相手ってこと?(笑) おこんが何故かいるし槍で遊ばれてるし。結果オーライとはいえ、下手すりゃ死ぬんだから無茶しないように。そして柳次郎どこいった。由蔵何故か刀使い慣れてるし。岡倉は叫んでどこ行っちゃったのか知りたいわ。
- 磐音萌えポイント
今回の逸品
居候中の長屋でぽつねんと座ってるおきねへの 「おきねさん」
この後の「にこ」もいいけどね。あんな声で名前を呼ばれてみたいと(莫迦)