録画済。
綿引さんの四郎兵衛はゲストではベストキャスティング。入江さん(仁吉)はNEOのついでかと思ったり(笑)
「女郎の誠と玉子の四角 あれば晦日に月も出る」
四郎兵衛のこの台詞、先日、中村屋兄弟の踊りで生で聞きました。4話の徳三の「羽根がほしい 飛んでいきたい」もそうだけど、歌舞伎を観ててよかったなとひとりごち。
磐音の旅があっさり台詞でまとめられたのはしょうがないやね。あれやってたんじゃあと2回くらい追加せんと。原作ファンは文句タラタラかしら。でも、そもそもここ最近のこの時代劇枠で11回*1つーのは贅沢極まりないのよ。ありがたいと思わなきゃ。
- 立ち回り
- 「ありがたいと思わなきゃ」と言ったものの、殺陣は足りねーマジで足りねって。
- ええもうわかってるんですけどね通常のチャンバラモノではないということは。
- 中のひとが器用だとああいうことも可能なのか。磐音はファンタジスタっつーことで。
- 磐音萌えポイント
- 冒頭の橋の上の一瞬の横顔。
- 田野倉とすれ違うとこ。青っぽい画面が粋。
- 田野倉とすれ違った後、傘を畳む時に見えた白い腕(笑)
- 吉原で顔を上げて目をつむる前の白目が、ガラス玉みたいに綺麗に反射光が出てるのよね。そんだけ目ん玉がデカいのか。
- 田野倉と斬りあう前、刀の柄を手の甲で撫でるとこ。
- 田野倉を斬った後で、浅く握った柄を鍔元まで落とすとこ。
- 田野倉を斬った後の顔。今回イチ押し。
今回の逸品
「品川さんを怒らせてしまいました」
耕史君伝家の宝刀、“目は口ほどに物を言う”な場面が随所にあったけど、ここは台詞有りを選択。表情も声も秀逸。
内容には全く言及してないな(笑)
「うつし世は夢 夜の夢こそまこと」という乱歩の言葉を田野倉に捧げたいと思います。磐音には「宜しいとも、この上の事は神様がして下さるよ」*2かな。