NHKBShi 『ハイビジョン特集』 ハプスブルク帝國〜女帝マリア・テレジア 第2回 20:00〜21:50

マリア・テレジアの幸運のひとつは、フランツ・シュテファンという最高の伴侶を得たことでしょう。普段はでしゃばらずに、困った時にここぞとばかりに助けてくれるって夢のような夫だわ(笑)。 
実際は、マリア・テレジアがフランツに政治的実権を与えなかったから、でしゃばろうにも何も出来なかったというのが通説らしいけど。その反動もあってかフランツは起業でせっせと蓄財。それも“国”のではなく“ハプスブルク家の財産”とするために。「国家は永遠ではない」と達観していたかは別として、良き父親でもあったフランツは「子供たちのために、その子孫のために」という想いも強かったんでしょうね。逆にマリア・テレジアは何はさておき“国国国”………君主として至極当然だけど、夫婦間の円満を保つにはそれが幸いしたのかも。
あれすごかったな。マリア・テレジアがフランツに贈った花束。ダイヤ2100個に色とりどりの宝石がこれでもかってくらいくっついてる花束。宝石で蜂とかカミキリムシとかの昆虫がかたどってあって、それが宝石の花にとまってるの。自然科学オタ(失礼)のフランツ向けだね。
以前友から、住居はシェーンブルン宮殿内と聞いていて、もしかしたらと思ってたらやはりご登場のシルヴェスター・リーヴァイ氏。ほんのちょっとだけど、宮殿内のご自宅にて『マリー・アントワネット』の楽曲のピアノ演奏!! ちくしょー、『MA』観れてないから何の曲かわかりませーん(泣)。『エリザベート』か『モーツァルト!』の曲にしてほしかった(贅沢) そういえば、玄関から入ってすぐの左手の壁に『モーツァルト!』のポスターパネルが飾ってありましたね。
これ録画しとくべきだったかな。ま、再放送があるんでそのときにでも。
ウィーンには最初の新婚旅行(爆)1度行ったきり。もちろんシェーンブルンも行ってるけど、そのあたりの話は、旧宅で去年の耕史君の『毎日モーツァルト』の諸々の際にちょこちょこ書いてるので今回は割愛。