『くりま』文藝春秋増刊2010年1月号

これ1冊あれば来年の大河は大丈夫。てまあ今更さほど必要ないけど、表紙が山口晃氏なので買ってしまった。亀山社中の一室。龍馬と中岡慎太郎ともうひとりは不明。山口氏らしく室内にコンセント、龍馬の膝元にノートPC。
ロバート・キャンベル氏と山内昌之氏の対談が面白い。キャンベルさんはホントは日本人じゃなかろうか。Qさま然りこの対談然り。何故鯨のサエズリを知っている(笑)。
あと“龍馬新聞”。嘉永6年(1853年)3月から慶応3年(1867年)11月まで24回発行。現代の新聞風の構成で、幕末だから顔写真もあったりする。池田屋のときは何故か局長ではなく副長。ちゃんと広告スペースも。“佐幕公論”とか“尊王春秋”なる雑誌とか、“幕府広報 異人さんへの悪口・乱暴禁止”とか“祝・箱館港開港記念事業 話題の西洋式複合施設五稜郭 6月15日オープン!!”とか(笑)。外国の情報もね。“テロ集団「KKK」結成”とか“美しく青きドナウ ウィーンにてまもなく初演! 2月15日”とか。