メ〜テレ 『臨場』#7 21:00〜21:54

女である自分の存在を憎んで自殺。届かなかった母親の想い。正直、梨緒(前田愛)の母親も他にやりようがあったと思うけど、彼女は、梨緒を性的虐待するような夫でも愛してたんじゃないかと。だからこその無理心中。娘を守るためとはいえ……。
当時の検視官が倉石(内野聖陽)だったら、母親の気持ちを根こそぎ拾ってくれたんだろうなあ。梨緒は、男を憎むことなく、母親を憎むことなく、自分自身を憎むことなく、違う人生を歩んだろうに。
「検視官って、すごい仕事ですね」
根こそぎ拾う。目に見えるものの中から、見えてないものまで根こそぎ拾い上げる。すごい仕事です。