東海テレビ 『ジョーカー〜許されざる捜査官〜』#6 21:00〜21:54

井筒(鹿賀丈史)−三上(大杉漣)ラインは無しということで(汗)。
今回の事件に関しても何をか況や相変わらずの穴だらけ。1つだけ例を。文弥(渡邉甚平)の遺体。鑑識がちゃんと調べれば、最初についた頭部の傷くらいわかるでしょう。利き腕云々の前に他殺のセンが見える。倉石なら根こ(以下自粛)。
ちなみにこれは穴じゃないけど、久遠(錦戸亮)とのキャッチボールで、文弥の左投げがダメダメで、明らかに左利きじゃない投げ方なのは誰が見ても明々白々。
「もしこの子が死んだらこれがカギになるんやろうけど、ちゃらい振りやな」
とオット。もちろんキャッチボール最中のひとこと。後出しジャンケンで大変失礼。
コメントで友が引き合いに出してくれた『ザ・ハングマン』。元祖必殺現代版です。
「(ジョーカーを)そんなノリで観るには娯楽に徹しきれない何かがあって、きゅうくつに迷ってる感じがそれとなく今日的」
と友。至言ですな(拍手)。勝手に引用ごめんよー。
伊達(堺雅人)が現職警官。毎回の事件がチーム伊達とその周辺の真実を導き出す道具にすぎない*1。もったいぶった仕置き。存在感ゼロの捜一トリオ。
凝った作りでしょう?一筋縄ではいかないでしょう?、と見せてるつもりがねえ奥さん。アダになってるんですのよおほほ。

*1:事件をちゃんと描いてない。過去、事件は一話完結で裏テーマ有りという作品はもちろんあったけど、これほど描かないのは初めてじゃないか?。