NHK総合 『桂ちづる診察日録』#1 19:30〜20:00

キャスト萌えはほとんどないんですけど(汗)*1設定が面白いので観ます。
幕末までもうちょっとの1825年(文政8年)。長崎でシーボルトに学んだ女医・千鶴(市川由衣)。蘭方医vs漢方医。3年後のシーボルト事件まで描くのかな。
千鶴の兄・陽太郎(高嶋政伸)の芝居好き設定が個人的にはツボ。
なんたって鶴屋南北江原真二郎)。芝居小屋はもちろん中村屋。鳥屋の揚幕に中村屋定紋の角切銀杏。陽太郎の柝の音にのって南北先生鳥屋からご登場で、陽太郎無視して花道を無言ですすすーーっと。どうやら狂言を思案中のようです。
「四十七士になり損ねた塩冶の浪人を立役に、てぇとこまでは考えてんだが」
おー『東海道四谷怪談』ね。1825年初演だから早く完成させないと(笑)。あ、もしかしたらドラマの締めで完成するんかな。で、今回みたいに毎回、陽太郎がネタを提供してくとか?*2。となると、シーボルト事件まで行かないね(汗)。
そういえば転球さん出てます。


余話。漢方医が言ってたトウキシャクヤクサン。何ぞやと思ったら“当帰芍薬散”と書くそうな。そっち関係に勤務のオット情報。現在も使用されてる漢方薬ですって。

*1:遠藤さんくらい。でももう死んでるし(^_^;) 

*2:今回は、不倫の男女が戸板に釘付けされて川に流されたのと、心中者の死体があがったのと2つ。どっちも当時の事件。