- 作者: 安野光雅
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/09/07
- メディア: 単行本
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歌舞伎の絵本というと→橋本治&岡田嘉夫の歌舞伎絵巻シリーズが有名だけど、以前立ち読みしたとき、ちょっと文章が読みにくかったんだよね。内容じゃなくてレイアウトが。曲線でくねくね(笑)。絵は素敵なのになあ。ま、その内買うかもしれません。
安野版は実際の歌舞伎の舞台を絵で再表現。冒頭にちょこんと座る口上人形、最後は花水橋の引揚げの場。あとがきの更に後に、ありし日の歌舞伎座。文章も安野先生です。仁左さまのツッコミとか平成中村座のこととか様々な芸談からの引用もあって、ただの内容解説に留まってないのがツボ。