CBCテレビ 『JIN−仁−』#10 21:00〜22:04

やっぱり坂本龍馬内野聖陽)は死ぬ。それは変わらなかった。
でも、誰が龍馬を暗殺したのかは現代でもいまだに解らず。寂しい川辺でひとり介錯もなしに切腹した東(佐藤隆太)のような名もなきひとが、龍馬の志を無駄にしないためにやったことなのかもしれない。東の行いに、西郷(藤本隆宏)も咲(綾瀬はるか)もそう感じたということは、彼の死は少なくとも無駄ではなかったのでしょう。東に合掌(涙)。
クソ三隅が原因の仁友堂の災難は、仁友堂の面々と、勝先生(小日向文世)+大迫力剃髪軍団の活躍で解決。
この1件をもってしても、仁先生(大沢たかお)の今までの行いは報われたんじゃないかと。つまるところ、仁先生がこの時代に来たことは、決して無駄じゃなかったんだよ。だって、西郷との会談に向けて勝先生のハラを決めさせたのは仁先生でしょう?。
「江戸は火の海になるのかい?ならないのかい?。これが禁じ手なんだってこた判ってんだけどよ」
「………でもそれって、勝先生次第なんじゃないですか?」
このくだり、良かったなあ。
西郷との会談のとこも。
「おいらがあいつの真似をしてんじゃねえ。あいつがおいらを真似してたんだ。あいつとおいらは同じなんだよ。あいつはまだ終わっちゃいないんだよ、西郷さん」
勝先生〜(涙)。
雪の結晶の簪*1を髪にさす野風(中谷美紀)。
「お帰りなさいませ、坂本様」
なんとも野風らしい別れ(涙)。

*1:幕末に雪の結晶なんかわかるんかいという意見を見ましたが、あるんです。浮世絵の着物の柄にも描かれてて結構流行ったそうな。