ひかりTVチャンネル1 『くろねこルーシー』#5 11:00〜11:30

切りかけのキャベツにぶっささった包丁がシュール(笑)。
不運な身の上を嘆く気持ちはわからんでもないけど、ルーとシーに八つ当たりしちゃいけませんな。子供の頃虐められたのは「お父さん(塚地武雅)はパイロット」って嘘ついたからだし、父親のせいにするのはまだしも(苦笑)先代ルー&シーを箱詰めして捨てようなんて……。陽(山本耕史)なりに悩んでたんでしょうけど。
思い出した蛇の抜け殻とコロッケ。お父さんから貰ったコロッケを食べる陽は微笑んでたよね。ホントにお父さんのこと嫌いだったのかなあ。
先代を詰めたような箱から出てきたルーとシー。
「一緒に帰ろう」
陽の優しくてあったかい言葉は、ルーとシーにも伝わったことでしょう。
母(鷲尾真知子)をおんぶして、美紀(京野ことみ)とそのお腹の子をおんぶして、手にルー&シーが入った籠を下げて……。今まで何も背負ってこなかった陽にとって、降って湧いた盛り盛りな荷物。でも、それを背負っていく気持ちが固まったようです。
「あなたが歩んだ道を僕も歩き始めたんだと、今日初めて思いました」



余話。何年か前の夏、私と母と伯母でマイ実家の墓参りに行った時のこと。私より先に歩いていった2人から悲鳴があがったので何事かと走り寄ると「これどかして〜〜〜」と指さす先に、それは見事な2mほどもある蛇の抜け殻。しょうがないので、するするとまとめて草むらに置いてきました。ちょっとでも切り取って持っとけばよかったなあ。