NHKBSプレミアム 『薄桜記』#5 “豪商紀文” 20:00〜20:45

録画済。


ザ・ジェームス三木な回でした。さすがの清水もいじくりようのないくらい(爆)。
大河常連のお二方が、大河なじゃくってBS時代劇に登場。ま、ジェームス三木脚本ですから。くだんの津川発言はスルーさせていただきます。彼はああいうひとだし(苦笑)記事にしたヤツラの悪意が見え見えだし、今の大河関連批判記事はもういいかげん飽きた。
紀伊国屋文左衛門江守徹)。ほとんど伝説のようなひとですけども、何週か前の『芸能百花繚乱』で長唄の『紀文大尽』を聴きました。初代紀文の隆盛を唄った五段が二代目紀文の夢オチで、更にそれが誰かの昔語り(大雑把解説失礼)として締められて結構ドラマティック。

人は一代 名は末代 作るも消すも 世の中に天晴男と 唄はれて

長唄『紀文大尽』第六段より

すぐに安兵衛(高橋和也)のことが頭に浮かびましたね。“天晴男”の紀伊国屋が舞ってたのは大尽舞かな。
カメさん(宮地雅子)最高。お豊(藤本泉)との落差ったらもう。「浅野の赤穂」には笑わせていただきました。
上杉家と浅野家の安兵衛争奪戦も面白かった。
「上杉家は石田三成に味方した」by堀部弥兵衛津川雅彦
ジェームス三木、遊んだな(笑)。大河『葵徳川三代』で、家康は津川雅彦、三成は江守徹。もちろん原作&脚本・ジェームス三木
「あなたはどうなさいます?お豊さんをお嫁に貰うのですか?」
「先のことは分からん」
典膳(山本耕史)の敢えての突き放し。辛いのお。
「ならば、千春の夢に夜な夜な現れるのはお控えくださりませ」
「……お前もな」
うわー、きゅんきゅんきゅんきゅん(莫迦)。
剣の極意かあ。火盗改メの某おかしら(爆)が「おのれが強いのだか、弱いのだか、わからなくなって来る。そのときに、おのれの剣術もようやく本物になるのだ」と言ってましたが、典膳の剣にもその時が来るのでしょうか。
そして安兵衛へのリクルートアドバイス
「剣を生かし、剣に生きるのなら、おのずと答えは出てくる」
計らずも……。