メ〜テレ 『相棒 season11』#6 交番巡査・甲斐享 21:00〜21:54

カイト君(成宮寛貴)は強くなったんだねえ。6年前は、合気道使う久保(小林高鹿)に追い詰められて、拳銃突きつけてやっとのことで形勢逆転。今回は真っ向勝負のソッコーで素手で久保のボディに一発。
でも内面はまだまだ。
「子供の頃に見てた刑事ドラマに憧れて……」
そんなカイト君に理想と現実のギャップは辛いよね。純粋でまっすぐなカイト君。子供の頃から変わらず、大人になっても変わらず、刑事になっても変わらず。彼は奥山(賀集利樹)の心変わりが理解できなかった、いや理解したくなかったと言うべきか。
私情を挟んで冷静さを欠いたカイト君を理路整然と諭す右京さん(水谷豊)。でもカイト君の素直な感情を否定してるわけじゃない。むしろ、カイト君の性格が彼自身を傷つけ危うくなるのを心配してるのかも。右京さんの表情にも言葉じりにも、全くそんな様子はないけども、なんとなくね(苦笑)。
「人としての基本が出来ている」
ここまで右京さんを駆り立たせるカイト君て(爆)。
みんなもなんだかんだでかまってくれるよね。
ああ、そうか。みんなが忘れかけてた、あるいは忘れてしまったものをカイト君は持ってるのか。
人は変わるもの。
でもカイト君には変わらないで成長してほしいな。

「カイトも頑張ってるんだろうなって思ってる」
悦子さん(真飛聖)ナイス。ええ彼女や。


余話1。芹沢(山中崇史)弱っちいな。どのツラ下げてカイト君に先輩風ふかすのか(笑)。
余話2。最後のカイト君と悦子さんのシーン。カイト君が軽く悦子さんの肩にもたれかかって二人静かに佇む、くらいが良かったなあ。ま、ぎゅっとのハグはカイト君らしいといえばらしいけど。