NHKBSプレミアム 『平清盛』#48 “幻の都” 18:00〜18:45

録画済。


喜色満面で戦勝報告する重衡(辻本祐樹)。
南都焼討で大仏焼失という言語道断の所業に対して、重衡を叱りつけることもなく「…ようやった」と力なく声をかける清盛(松山ケンイチ)。そうするしかないのだろう。ここで重衡を否定すれば、今までの平家の全てを否定することになる。
最終回が近づくにつれ、回想シーンが多くなってきました。でもそれは場繋ぎではなく必然のもの。今回の大河の回想は、暢気に「そのようなこともござりましたなあ」などと懐かしがるだけのものではありません。あの時のあれがあったから今のこれがある。振り返れば振り返るほど今の状況の重みや哀しみがずしんときます。