CBCテレビ 『空飛ぶ広報室』#1 21:00〜22:19

録画済。


私の戦闘機LOVE人生は百里から始まりました。ええ『ファントム無頼』です。わかるひとにはわかる。空自随一のパイロット・神&栗コンビでもビビったブルインのフォーメーションが懐かしいなあ。あ、あれって確か神田の同級生の女性がテレビ局の敏腕ディレクターで、ドキュメンタリーの賞狙って、雨の中無理矢理ブルイン飛ばさせようとして皆に反対される中、神田が自分のファントムに乗せて、ループや急降下のものすごいGを体験させて、天候の良くない状態でのアクロ飛行の危険性を示すって話だったかな。
てなわけで、私のようなプチミリオタや真性や右や左や空自ファンやガッキーファンや綾野ファンや原作ファン入り乱れての、カオスなツイの実況がなんとも楽しいドラマです。いやドラマそのものももちろん面白かったけど(笑)。
リカ(新垣結衣)の「空軍」発言に吃驚。でもそう思ってるひと結構いそうだな。左に空自プロパガンダドラマと言われようとも、日本を守ってくれている人々のことを知るにはいい機会なのではないでしょうか。空自のスクランブル発進はここ数年300回超え。ほぼ毎日空で何かが起きているのです*1

20年以上前の話ですが、自動車教習所に通っていた時の教官のひとりが空自の戦闘機パイロットでした。目の病気で乗れなくなって、もう戦闘機に乗れないならということで空自を辞めたひとでした。戦闘機のパイロットなんて伊達や酔狂でなれるもんじゃありませんから、ウィングマークを手放した後の虚無感は想像もつきません。ましてや空井二尉(綾野剛)はブルインパイロットの夢を絶たれて……。村瀬二佐(池内博之)に「元気ですよ」と言った空井二尉の泣きそうな目が、その絶望を語っていたと思います。

「名ばかりの戦闘機。それが一番だ」
「抜かずの剣こそ平和の誇り」
「機械ってのはどんなに性能が良くても扱う人間の力量の範囲でしか応えてくれない。どんな機械でも使い方次第で人殺しの道具に早変わりだ。それもコントロールできん人間は機械を使う資格はねえよ」

前述の神田二尉の言葉です*2
カメラは人の肉体を破壊する武器ではありません。でも時に、人の心を踏みにじり破壊する最強の武器になるのです。
さて、硬派はここまで。
苦手な柴田恭兵もセクシー大下系なら大丈夫さっっ。シリアスであの弾むような台詞でやられるとちょっと引くけど、鷺坂一佐(柴田恭兵)のキャラなら無問題。
「視聴率18%の刑事ドラマなんて、あぶ…じゃない、はぐれ…じゃない…あい」
わはは。あぶ刑事もはぐれ刑事も観てたよー。
「足で運んだヘルメットには2億円の価値がある」
もしかして素敵上司か。
ブコメ要素も十分にあるようなので、ミリタリ系に興味ない綾野ファンも楽しめそうですね。私はミリタリ好きでもあり綾野ファンでもありそして制服フェチでもありますから涎だらだらです。綾野は何着ても似合うなあああ。空自の夏の礼装着せたいーーーーー。わきわきわきわき。

*1:アンノン機には民間機や米軍機も含まれてますが。

*2:段ボール箱からコミックス引っ張り出しました^_^;