録画済。
私達の暮らしの中に、深く根付いた「お茶」は京都と深いつながりのある文化。特に、京都市の南東に位置する宇治市は茶葉の産地として知られ、古くから茶と共に歴史を重ねてきた場所。この地を訪ね、茶の歴史と物語をひもときます。室町時代に始まる、三代将軍義満ゆかりの由緒ある茶園、「堀井七茗園」では、歴史を感じながら茶摘みを体験。同じく室町時代から続く茶の老舗「上林春松本店」は、豊臣秀吉や徳川家康らに重用された「御茶師」の家。そこに代々受け継がれる伝統の業とは。
そして、宇治から離れ、京の街の北西にある「高山寺」へ。ここは日本における茶の歴史をひもとける場所。寺に残される、鎌倉時代の禅僧とお茶にまつわる物語とは?。さらに、江戸時代になると、現在広く飲まれている「煎茶」が人々に広まることとなります。そんな「煎茶」の始まりに深く関わる場所が、宇治にある「萬福寺」。そこに残るのは、お茶の文化を広く人々に伝えた人々の物語でした。
私達の生活に欠かせない「お茶」。その深い味わいと歴史を求め、茶所「宇治」をめぐります。