シーズン5の第9回。時空ジャーナリストの沢嶋雄一(要潤)は江戸で金銭問題など民事訴訟に活躍した公事師へ密着取材を行う。夫婦の大切な金は果たして戻ってくるのか?。江戸時代の裁判は、吟味筋(刑事裁判)と出入筋・公事(民事裁判)に分かれていた。今回の取材対象は公事師。公事師は、民事訴訟や裁判のために地方より出てきた者を宿泊させる公事宿に常駐し、書類の作成や法廷への付き添いなど、訴訟人の支援業務を担う。金銭トラブルなどの民事的争いを解決するために活躍した、いわば現代の弁護士である。若くて正義感の強い正吉は、ある夫婦の、金を取り戻すために奮闘する。