CBCテレビ 『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』 零  21:00〜22:54

「また床で寝てる」柴田(中谷美紀)。
殉職したらしい真山(渡部篤郎)。
そして『ケイゾク』BGM!。高まる!!
更に「犯人わかっちゃったんですけど」に高まる!!!
真山は本当に死んだのか。柴田が関わってる限りそれはないと信じたい。
柴田は当麻を呼び、当麻は瀬文(加瀬亮)を呼ぶ。
ケイゾク』からの継続。
ケイゾク』を想うことは決して回顧という感慨ではない。オリジンを見つめなおして無限の未来を想像する。解けた過去と現在が繋がり、未来へ結ばれていく。その時の未来はたったひとつ。『ケイゾク』を観たあの日から、そのひとつへたどり着く軌跡をリアルタイムで観ることができた奇跡に感謝。
死んだSPECホルダーを召喚する当麻(戸田恵梨香)がソロモンの鍵?。
明かされていないファティマの第三の予言………三…三つ。キリスト教で三といえば三位一体。セカイ(向井理)と潤(大島優子)とあとひとりは……。
物語が進む度に増えていく悲しみ。それを背負っていく当麻。刑事として、ひととして。
「恨みの為だけに生きていくのは不幸だ」とニノマエ(神木隆之介)は言う。それは彼にとって彼自身のことでもあるんだろう。
でも彼の恨みは偽物。偽物に気づくことができないニノマエ哀れ。
ニノマエが知らない彼自身の哀しき存在。
「この世界のキングだ。………決まったー!練習してたんだあこれ」
狂気とともにある可愛さのなんと罪なことか。もうここ萌え萌えのぐうかわなんだけど、おばちゃんうるっとしちゃったよ。
続いてきた物語がもうすぐ終わる。物語としては“結”なんだろうけど、この世界観はまた別の展開を魅せてくれる余地が十分にあると思う。うん、思うのは勝手だからね。


余話。小ネタ炸裂。パロディ、いやオマージュと言っとこう。リンかけとか。なんでナンノかと思ったら(笑)。しかしスケバン刑事は40代以上だろうよ。映画泥棒は一般的なのかな。映画館行かないひとはわからんよね。まさかの武内亨はどういう経緯なんだろう。ニノマエが行きたいアニメイトってなかのひとのシュミじゃねえか(爆)。