東海テレビ 『リーガルハイ』#7 22:00〜22:54

録画済。


http://www.fujitv.co.jp/legal-high/story/story_07.html

心が充分に強くなければ、我々は容易に自分の才能の奴隷になってしまいます。(稲盛和夫
誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。(野口英世
成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、今の自分はない。(イチロー
人間はやり通す力があるかないかによってのみ、称賛または非難に値する。(レオナルド・ダ・ヴィンチ
天才なんかあるものか。僕は他人がコーヒーを飲んでいる時間に仕事をしただけだ。(魯迅
私は、他者のいかなる賞賛や非難も気に留めない。自分自身の感性に従うのみだ。(モーツァルト

天才は神から与えられたその才能に十分すぎるほど奉仕する。凡人はただ眺め感心し感嘆するのみ。

高尚な知性や想像力、あるいはその両方があっても天才の形成に至りはしない。愛、愛、愛。それこそが、天才の神髄である(モーツァルト

ここで言う“愛”は、モーツァルトにとっては音楽に対する愛情でしょうか。そして“神からの愛”でもあるかと。
今回の内容は賛否両論あったんでしょうねえ。
ただ、真の芸術に世の常識は論外。そうして偉人達は事を成してきたのだと思います。
宇都宮(伊東四朗)も然り。
「そもそも才能なんてものはな、自分で掘り起こして作り上げるものなんだよ!。俺だって天才なんかじゃない。誰よりも必死に働き階段を1つ1つ踏み締めてきただけだ。振り向いたら誰もついてきてない。怠けた連中が麓でこうつぶやく。“あいつは天才だから”。冗談じゃない!。ゆとりで育ったのんびり屋どもが本当に嫌いだ!。俺より時間も体力も感性もあるヤツが何で俺より怠けるんだ!。だったらくれよ。無駄遣いするんだったら俺にくれ。もっともっと作りたいものがあるんだ。俺にくれ!」
そして古美門(堺雅人)も。
「全制作スタッフを正社員として雇用する御社の運営には莫大な費用がかかる。それを監督自身が大ヒット作を作り続けることでかろうじて賄ってきたのが実態です。1本生みだすのが奇跡である世界的ヒットを何十作と続けてきたあなたのご苦労は想像を絶する。生半可な育て方ではあなたの後継者にはなり得ない。王様こそ誰よりも苦しみ血を吐いてきたようですね。あなたこそアニメーションの神様に全てを捧げたホントの奴隷なのかもしれません。彼に金と謝罪を要求する資格のある人間など果たしているのでしょうか」
これは……宇都宮弁護の形を取りながら、黛(新垣結衣)へ語りかけてる古美門の覚悟なのかも。
宇都宮の言葉に穂積(近藤公園)は奮い立った。
黛もわかってる、と思う。
古美門のやり方でも“LOVE & PEACE”は成り立つ。だって大石(伊勢志摩)と郷田(橋本じゅん)はくっついたし、ピースケは愛のある方へ戻ったもんね。
「ならば、そこまでのタマだったというだけの話です」
古美門先生ってばもう。


余話1。そういえば先日の宮崎駿氏のドキュメンタリーで、「振り向いたら誰もついてきてない」的なことを彼が言ってた気がする。
余話2。近藤さんやら伊勢さんやらで嬉し。前は猫背さんや三宅さんやカヲルさんも出てたしねー。しかしじゅんさん(笑)。