テレビ愛知 『リバースエッジ 大川端探偵社』#3 24:57〜25:37

録画済。


http://www.tv-tokyo.co.jp/ookawabata/story/03.html
「俺の母ちゃん、娼婦だったんだよ。母ちゃんが体売った金で俺育ててくれたんだよね。そりゃあ、一生懸命勉強するしかないよね。そんで大学卒業してさ、今の会社入ったとき母ちゃんそりゃ喜んでくれてさ、やっと引退してもらったんだけど……母ちゃん死んじゃった。やっと楽してもらおうって思ってたんだけどさ。だから俺、天涯孤独なんだよな。俺、見た目もこんなだしさ。要領悪いし、女とまともに話すこともできないんだよ。今まで俺のこと愛してくれた女なんて母ちゃんだけなんだよね。だから母ちゃんと同じ職業の人ならって………。そう思って。俺みたいな男でもね…結婚には夢があんだよ」
飲んだくれて座り込んだ夜の川端。
竹内(岩井秀人)の告白に、村木(オダギリジョー)は前を見つめたまま涙をこぼす。
それを隠すかのように、その場を取り繕うかのように、立ちあがって吐く(フリかもしれない)村木。
私も泣いた。
職業に貴賤はない。ああいう仕事に眉をひそめるどころか全否定のひとたちもいる。でも仕事を選んでたら生きていけないひとたちがいるのも事実。竹内はそれをちゃんとわかってたんだよね。グレてもおかしくないだろうに。母ちゃんが自分を一生懸命育ててくれたことをわかってる。また、竹内がそういう子に育ったのは母ちゃんの育て方にも寄るんでしょうね。
竹内は美樹(内田慈)を大切にするだろう。美樹も母ちゃんと同じように竹内を優しく包むだろう。
所長(石橋蓮司)ってば粋だねえ。調査料前金を結婚のお祝いにして、自ら神父さん。冒頭の村木の夢はこれだったのね。
〔主よ人の望みの喜びよ〕が流れる中での結婚式。参列者は村木とメグミちゃん(小泉麻耶)だけ。
長くなりそうな話をメグミちゃんにぶった切られる神父所長(笑)。
代わりに、新郎新婦の長い長いディープキス。
やっと、巡り会えた。その喜びをかみしめるように、確かめ合うように………。
そして静かに流れてくるエンディング。
終わりの歌なのに、何故か続いていく感じ。ふたりの愛が続いていきますように。

これ↑消されるかも(爆)。
オープニングは単純にカッコイイ。