NHK総合 『探検バクモン』 潜入!巨人の脳みそ 22:55〜23:20

知の巨人・立花隆の書庫へと潜入!。東京・小石川の住宅街にそびえる黒猫の描かれたビルが、希代のノンフィクション作家の事務所兼書庫だ。
地上3階、地下1階の内部を10万冊以上の本が埋め尽くす。立花の脳内の縮図とも言えるビルを、本人の案内で探検。1階へ足を踏み入れれば、いきなり本の大洪水が。宇宙に政治、性に哲学に宗教と、オールジャンルの本棚は、立花の飽くなき好奇心の反映だ。100冊以上の著書もここから生まれた。地下1階では書棚のすきまに、さらなる地下への階段を発見。そこには立花の名を一躍知らしめた田中角栄研究の取材資料が段ボール一杯に詰まっていた。2階は秘書の作業部屋。膨大な本の配置を記憶するコツや、手書き原稿を前に執筆の心得を聞くなど、巨人の「仕事術」に迫る。増え続ける本は、3階の執筆机やベッドを浸食。それだけではスペースが足らず、トイレの壁に通路をつくり、屋上に建てた小屋へとクレーンまで設置して本を格納したが、そこまでも満杯という常軌を逸した本の虫ぶりが明らかに。
2008年に癌を公表。自らの死を意識しつつ活動する立花と、なぜ人は本を読むのか、白熱のトークを繰り広げる。

NHK番組HPより