BS朝日 『時分の花からまことの花へ 歌舞伎役者 片岡愛之助が見る未来』 21:00〜22:54

録画済。

2014年11月から密着を始めたカメラに、歌舞伎役者・六代目片岡愛之助は何度も繰り返した。テレビでの活躍を糧に、今新たな境地を目指して本業に邁進する愛之助。その目には、歌舞伎の、そして自分の未来が、きっちりと見えていた。テレビドラマ「半沢直樹」で一躍ブレイクした片岡愛之助。本業は歌舞伎役者である。ドラマをきっかけに、初めて歌舞伎を観に来てくれる人が増えたことをとても喜んでいる。 「敷居が高いって思われがちでしょ?きっかけはなんでもよくて、この人が歌舞伎やってるんだ、じゃあ観に行ってみよう、ととにかく歌舞伎を観に来てもらえるのがありがたい。」
元々、歌舞伎とは関係のない船のスクリューのプロペラを作る町工場の長男が、初めて観た歌舞伎の世界に「かっこいい!」と心酔したのがことの始まり。持って生まれた素質と数多の幸運に恵まれ、1992年19歳で大阪、上方歌舞伎の名家、片岡秀太郎の養子となり、六代目愛之助の名を継ぐ。最初は自己の研さんに必死だった愛之助だが、主役を務めるチャンスが巡ってきて一つの思いに気が付いた。「もっと歌舞伎を観てもらいたい。」
同世代の役者や未来を背負うべき後輩たちが上方にはほとんどいない。東京の歌舞伎座のように年間通して歌舞伎の公演が上方ではできていない…。もっと歌舞伎を観てもらうため、越えるべき壁はどんどん現れる。今こそ自分は何を成すべきか。テレビでもラジオでもメディアにはどんどん出て行こう。もっと片岡愛之助を、歌舞伎を、観に来てもらおう。片岡愛之助は貪欲に、真っ向から、歌舞伎と向き合い、走り始めた。日本各地を回った巡業から伝統ある歌舞伎座で初の主役を務める緊張…。
”半沢”のブレイクから一年、一つの成功を糧にして、片岡愛之助が見据える未来とは?。その一部始終を追いかけ、片岡愛之助の素顔にじっくりと迫るスペシャル番組。

BS朝日 番組紹介より

2003年の平成若衆歌舞伎特集の映像懐かしい〜。愛之助さんはもちろん秀パパ若い。
え、愛之助さんの『義賢最期』って歌舞伎座初?。東京で何回もやってるイメージあるから(浅草とか新橋とか)とっくにやってるもんだと思ってた。そっかー、歌舞伎座で“主役”は初めてなんだ。おめでとうございます。2006年の松竹座での初役を観てるから、感慨深いわ。本番前の舞台稽古で、愛之助さんの代りに戸板に乗っかる愛一郎さんマジビビリ。そら怖いよなあ(苦笑)。
芸養子としては玉さま以来の愛之助さん。そんな彼が大阪で毎月歌舞伎を望む。歌舞伎の血筋の他の上方役者もそう思っているんだろう。いつか叶う、と信じて待ちます。
今の愛之助さんと勘三郎さんの共演観たかったなあ。