YAHOO!JAPAN『未来に残す戦争の記憶〜100年後に伝える、あなたの思い』 戦後70年 未来への手紙 山本耕史

友によると7/10頃アップされたようですが、本日終戦記念日ですので。
http://wararchive.yahoo.co.jp/letter/#yamamotok
耕史君の言葉にはいつもハッとさせられますね。


平和とは何ぞやと問われる度に、海音寺老の言葉を思い出す。30年前のものなので、当時と今の日本を取り巻く状況は変わってますけど……。安倍政権の安保の件で、引用してるひとも多いかも。

大事なのはこの日本という国…いや、経済組織と言ってもいい…こいつの安全をどこまで確保できるか…だ。安全と平和は意味が違う…。日本以外のすべての国が血まみれになっていようが、日本が絶対にそれに巻き込まれない状態…それが安全だ!!。平和というのは、日本を含むすべて…少なくとも地球上であらゆる争い事が起きない状態を言う。こいつはかなりむずかしい。藤堂くん…日本は経済大国だ…。武力を持っているわけではない…。経済組織の安全こそ、今の日本の安全だ。いいかえれば、経済機構の乱れは、現在の日本の安全を脅かすことになる。
(中略)
平和共存は人間の悲願では有ある。だが…出るクイは打たれるのたとえがあるように、わが国も、対外的には問題を山のように抱えている。平和よりも今は安全を取るべきだ!!。世界数十億の人間の平和のために、日本一億二千万の安全を無視するわけにはいかん。たとえ…鬼と言われようと、海音寺八兵衛、一歩も引くわけにはいかん…。

新谷かおるエリア88』19(小学館/1985年7月5日初版)“ミッション5・平和の代償”より抜粋


余話。耕史君のお母様とお祖母様が経験されたニワトリのお話ですけども、マイ実家では30年位前まで日常の一風景でした。祖父が養鶏やってまして、常時200羽程の鶏がいまして、やはり卵産まなくなった鶏は祖父が捌いて、唐揚げとかにしてありがたくいただいておりました。でも祖父は生のささみは絶対食べさせてくれなかったんだよね。自分でも食べずに、長男で跡取りの私の父だけに食べさせてて………いつの時代やっちゅーねん。