録画済。
京の顔見世から 歌舞伎「 碁盤太平記」
今回は京都南座の冬の風物詩、おなじみの顔見世興行から歌舞伎「碁盤太平記」山科閑居の場を放送する。この作品は近松門左衛門の浄瑠璃を原作に明治36年に初演された。
忠臣蔵として名高いいわゆる“赤穂事件”を題材としており、今回の場面では討入の本心を隠しながら祇園の廓で遊びにふける大石内蔵助と彼の家族、家に入り込んだ吉良側の手先など、様々な人物模様をからめながら討入に向かう義士たちの悲劇を描いている。“玩辞楼十ニ曲”の一つにも選ばれている、中村鴈治郎家に伝わる家の芸を、中村扇雀が40年ぶりに記録などをもとに復活した。出演は中村扇雀、片岡愛之助、中村壱太郎、中村寿治郎、片岡孝太郎、中村東蔵ほか。上方らしい義太夫狂言の真髄を楽しむ。NHK 番組HPより